3月24日15時  サントリーホール

指揮/飯森範親(群響常任指揮者)
ピアノ/ジャン・チャクムル 

モーツァルト/ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
アンコール
ファジル・サイ:Black Earth
ブルックナー/交響曲 第9番(コールス校訂版)

当初は行く予定ではなかったのだが、先日聴いた飯森さんのブルックナーが余りにも良かったので気になっていた公演
Twitterを見ると当日券が出るというので、もう行くしかないと思ってサントリーホールに向かった

実は地方オケの雄群響を聴くのは初めて、会場の入りは昨日くらいかな、周りの会話を聴くと遠征組も多いみたいで普段とは客層が違う感じがした
前半はモーツァルトのPf協20番、チャクムルはトルコのピアニスト、初めて聴くが、浜松で優勝しているのだから腕前は確かなのだろう
また20番かという感じだったのだが、オケの序奏に合わせて、やおら弾き始めたのにはズッコケた、
モーツァルトのPf協に若干のアレンジが入るのは珍しくないが、先日聴いた小曽根さんならいざ知らず、ここまで大胆なのは珍しいのでは
カデンツァは意外に大人しかったけど、とにかくやりたい放題の20番だった、
昨日の高崎での同演目の公演ではアンコールがショパンだったので待ち構えていたのだが、自国の先輩の曲で攻めてきた、この男、以後要注意だ

そして休憩後のブル9が激熱だった、爆演だった、群響恐るべし、
管楽器の充実度は素晴らしかったが、弦も負けていない、良かったのだが私はその良さを適切に表現できないのが残念だ
今日は本当に行ってよかった、