3月15日19時 サントリーホール

指揮:アンドレア・バッティストーニ(首席指揮者)
ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス*
カウンターテナー:彌勒忠史*
バリトン:ミケーレ・パッティ*
合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)*
児童合唱:世田谷ジュニア合唱団(児童合唱指揮:掛江みどり)*

レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第2組曲
オルフ/世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』*

リュートのための古風な舞曲とアリア第2組曲は、実演を聴くのは初めて、というかCDでも第3組曲しか聴いたことがない、
特に予習もしないで臨んだのだが、予想通りいい曲、というか、あのバッティがこんなに端正な演奏をするのかと、少しびっくり
今年は、特にアニヴァーサリーでもないのだが、ローマ三部作の演奏予定も複数あるし。ちょっとしたレスピーギブームか

後半は、みんな大好きカルミナ・ブラーナ、前回聴いたのは何とコバケン・日フィル、その際は少年合唱団のパートは男声合唱団のうちの何名かが担当していた
その前聴いたウルバンスキーのコンサートでも合唱部分はずいぶん苦労していたが、最近ではコロナも落ち着き合唱曲も以前に近い形で演奏されるようになってきた、
しかし、今日の世田谷ジュニア合唱団は全員少女だったようだが、元々は少年合唱だったような、まあ良く分からないんだけど
バッティは暗譜で熱演だった、だがソロ歌手が迫力、というか声量不足、合唱ももう少し人数を増やせなかったか、
また、男声合唱陣は随所で体を揺らしたり、手を突き上げたりしていたのだが、その辺はバッティの演技指導なのか

まあ、何だかんだ盛り上がって、最後は、冒頭、最後の「おお、運命の女神よ」を再演して大いに盛り上がった
前回の春祭もそうだったけど、アンコール的な演奏が続いたのは事務局の方針なのかしら、良い試みとは思います