3月4日19時 サントリーホール

ショパン:英雄ポロネーズ(ピアノ:反田恭平)
ラヴェル:道化師の朝の歌(ピアノ:務川慧悟)
フォーレ:ドリー組曲 より(ピアノ:務川慧悟&反田恭平)
ドビュッシー:第1狂詩曲(クラリネット:アレッサンドロ・ベヴェラリ、ピアノ:務川慧悟)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19 より 第3楽章 (チェロ:森田啓介、ピアノ:反田恭平)
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448より 第1楽章(ピアノ:反田恭平&務川慧悟)

モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581 より 第4楽章
(クラリネット:A.ベヴェラリ、 1stヴァイオリン:宇野由樹子、2ndヴァイオリン:石原悠企、ヴィオラ:辻菜々子、チェロ:水野優也)
フォーレ:ピアノ四重奏第1番より 第1楽章
(ピアノ:務川慧悟、ヴァイオリン:東亮汰、ヴィオラ:辻菜々子、チェロ:森田啓介)
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44より 第4楽章
(ピアノ:反田恭平、1stヴァイオリン:宇野由樹子、2ndヴァイオリン:東亮汰 、ヴィオラ:石原悠企、チェロ:水野優也)
アンコール
サン・サーンス:動物の謝肉祭 フィナーレ

Solistiadeとは、反田さんを中心にした若手音楽家の音楽サロンだという
反田さんが若手中心にジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)を結成し、積極的にツアーも敢行していることは聞いていたが、
並行して行われてきたSolistiadeの活動については、今回案内を受けるまでは存じ上げていなかった
経緯は良く分からないが、このSolistiade会員限定コンサートの案内を受けたので、渡りに船とばかり行ってきた

反田を聴くのは久しぶり、読響定期公演のチャイコPf協2番以来かも、
登場した反田は、英雄ポロネーズと思いきや、ゆったりとした曲を弾き始めたが、さすがにオーラがある、後で聞くと反田がショパンコンクールでも弾いたラルゴだそうだ
英雄ポロネーズは肩の力の抜けたしっとりとした前半から、過剰な演出を一切排しながら、フィナーレに向けて盛り上げていった
選手交代で務川さんは、CDも出して得意としているラヴェルだが、個人的にはラヴェルを聴くのは初めてだが、これも繊細な行き届いた演奏だった

ここで反田、務川のトークタイム、リードするのは常に反田さん、話した内容は別に危ないものでもないのだが、この調子で書くとキリが無いので割愛
連弾で息の合った、ドリー組曲の1番6番を演奏、
そして、以降繰り出されるメンバーの演奏がものすごく上手いのに感服

j後半には観客席から、我こそはの2名がアイネクライネの指揮者体験コーナーがあった、こういうのを見てると、「オーケストラがやって来た」を思い出してしまう、もしかしたら、JNOは「オーケストラがやっと来た」なのかも
さらに、入場時に配られた番号への抽選、プレゼントがあった
後半紹介された弦楽奏者は皆とにかくめちゃめちゃうまかったとだけ言っておこう

最後は全員で動物の謝肉祭、時計は22時を回ろうとしていた、
総じて愉快な集いであった、Solistiade、これから応援するよ