指揮:大井剛史
ピアノ:阪田知樹
東京フィルハーモニー交響楽団

ラフマニノフ:
  ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op. 1
  ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18
  ピアノ協奏曲第4番 ト短調 Op. 40
  パガニーニの主題による狂詩曲 Op. 43
  ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30

どうしようかなと思ったが来てしまった、
同じ時期に、同じジャパン・アーツ主催で、やはり東フィルとプレトニョフで(こちらの指揮は高関さん)2回に分けた全曲演奏会が開催される、
どっちかと迷ったのだが、当初の予定ではプレトニョフにはパガ狂が無かったこともあり、阪田さんの方を聴いてみることにした
今日は2階席から俯瞰、満席ではないが会場の9割以上は埋まっている印象

オケは12,10,8,6,5、コンマスは三浦さんか
最初の1番は実演で聴くのは初めて、日フィル定期でラザレフが0が取り上げていたが、ラザレフの来日が叶わず曲目が差し替えられてしまった
CDで聴いた感じでは、ショパンやロマン派の色が濃い作品で、もっと演奏されてよい曲だと思っていたが、実演を聴いてその感を強くした
旋律は親しみやすく、ピアノ単独のパートの聞かせどころも多く、文句の付け所がない演奏だった

続く2番は、ちょっとテンポ早めの演奏、この流れで聴くとまあ普通かなと、
ただ、終盤にかけて、阪田さんにらしくないミスタッチがあった、心配
それでも曲が終わるや否や、万雷の拍手、何時もだとゆっくり余韻を味わって拍手するようにアナウンスがあるのだが、今日は無い
ここで1回目の休憩、今日は女子トイレが大行列

4番は実は個人的に一番好きな曲なのだが、これがイケなかった、オケとピアノが合ってない、
これだけ長丁場のプログラムだとリハーサル時間の制約もあるだろうが、大井さんと阪田さんの意思疎通が取れてない感じ、
三浦さんが阪田さんのピアノを聴いて一生懸命頭を振ってテンポを取っており、弦の規律は保たれているが、管楽器がなあ、
今回の演奏会に先立ちプレトニョフと1番、2番を演奏しているから、1番は無難にこなしたけれど、4番は初めましての団員が多かったので、今回のような事になったのだろうか?

パガ狂は演奏し慣れているのだろう、ピアノに対する管楽器の突っ込みもばっちりの好演だった
でも、半年くらい前に聴いたN響、グッチの演奏の方がずっと良かったけど

休憩後の3番は、オケも演奏し慣れている筈なので、変な心配をせずに普通に楽しめた、
そして終演後、1階席の女性陣が一斉に起立して拍手を送る様は壮観だった
今日は音楽的には感動は無かったが、24時間テレビのマラソンゴールのように、イベントを愉しめた
しっかし、一階に席を取らなくて本当に良かったよ