5月12日19時 オペラシティ

指揮:ミハイル・プレトニョフ(特別客演指揮者)

ラフマニノフ/幻想曲『岩』
ラフマニノフ/交響詩『死の島』
ラフマニノフ/交響的舞曲

一昨日のサントリー定期が、シティフィルの定期に重なったので、東フィルの方をオペラシティに振替えた
今年はラフマニノフのアニバーサリだが、演奏されるのが一部の有名曲に偏っているのは、仕方ないこととはいえ残念だ
そんな中、演奏機会が少ない、岩や死の島を採り上げた今日のような演奏会は有意義だ

東フィルはプログラム冊子が充実しており、曲目解説においては国内オケでは一番充実しているように思う
今回はラフマニノフについてのプレトニョフのインタビューもあり、今回のプログラムを聴くにあたり大いに参考になった
多才の人プレトニョフはラフマニノフと重なり合う点が多く、正に天才は天才を知るということか

さて演奏だが、プレトニョフの指揮は曲を完全に把握し、オーケストラの各パートも技術的には素晴らしいと思った、
ただ交響的舞曲はラフマニノフの指示を完全に守った演奏と推察するのだが、あまりにもゆっくり過ぎに思えた

全般に演奏に全く覇気が感じられず、これほど客席の温度が低いコンサートも珍しいのでは、
客席の人数は、一昨日よりずっと多いが、各曲ともプレトニョフの手が完全に下ろされてから拍手があったという点は良かった
しかし、カーテンコールの数は驚くほど少なく、ブラボのブの字も発せられることはなかった