9月2日19時 オペラシティ
指揮:高関 健(常任指揮者)
ヴァイオリン:竹澤 恭子
管弦楽:シティ・フィルハーモニック管弦楽団
曲目
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 作品61
アンコール
エルガー:愛の挨拶
シベリウス:交響曲第4番 イ短調 作品63
8月が終わり、9月からはコンサートラッシュと、コロナやウクライナ侵攻前なら言えたのだが、今年はどうなるのだろうか?
ともあれ9月の初っ端は、レア曲のプログラムで、
エルガーのVn協はコンサートで聴くのは初めて、
竹澤さんと、高関さんが事前にビデオメッセージを寄せていたが、どうもしっくりこない?
と思ったら、高関さんのプレトークはいきなりお詫びと訂正から始まった、
メッセージの中で「曲を献呈されたクライスラーは演奏しなかった」と言っていたが、本当はクライスラーは演奏していたと訂正
しかし、その後メニューインやハイフェッツが録音を残したのに対し、クライスラーは録音しなかったらしい
曲の内容については竹澤さんの解説が完璧で、曲の鑑賞にも非常に参考になったが、やはり長い、良く分からなかった
でも、これは曲を聴き込む作業を怠っている自分に責任が有るので、次の機会に備えたい
休憩後のシベリウス、4番を初めて聴いたのはカラヤン盤で、メッセージで高関さんもカラヤンの演奏について、すこぶる良かったと云っていた
休憩中も、グロッケンや木管の印象的なフレーズが耳に入り、団員の曲に懸ける意欲が窺われた、
果たして、重厚な素晴らしい演奏だった、特に今回の演奏のために呼ばれたであろうチェロのソロをはじめとした低弦群が素晴らしかった、
