6月17日19時半  芸劇

指揮:ステファヌ・ドゥネーヴ
オルガン:オリヴィエ・ラトリー

プーランク/バレエ組曲「牝鹿」 
プーランク/オルガン協奏曲 ト短調 
アンコール
ボエルマン/ゴシック組曲 作品25ー第4曲「トッカータ」
ガーシュウィン/パリのアメリカ人

芸劇のN響定期も今回が最後、
今シーズンから始まった休憩なしのC定期リニューアルには反対なので、今年はシーズン定期を買ったり買わなかったり
前2回のC定期はパスしたが、今回はプログラムが良いので一回券を購入、目当てはプーランクのオルガン協
ここ数年フランスの近代作曲家の中でもプーランクがお気に入り
パーヴォも定期のプログラムにグロリアを取り上げていたが、残念ながら中止になった
しかし、来期もパーヴォはシンフォニエッタを取り上げている

さて、「牝鹿」 はプーランクでは最も良く演奏される曲で、ドゥネーヴはこういうポピュラーな曲も丁寧にじっくりと聴かせる
今年の始めに新響/矢崎で聴いているが、流石にN響がは上手い

そして目当てのオルガン協、実演は初めて聴く、オケは減額とティンパニーで管抜き、
冒頭のオルガンかららカッコいいい、曲は急緩急緩急の流れで切れ目なく演奏される、
中間部のトッカータの旋律が印象的だった、ティンパニーはオルガンにぴったり合わせていた拍手
オルガニストのオリヴィエ・ラトリーはノートルダム音楽堂の主席奏者に23歳で就いた俊英だそう
アンコールは聴いたことの無い曲だったが、即興演奏の名手の面目躍如といった感じ、

さて、パリのアメリカ人、ドゥネーヴも熱演だったが、今日はトランペットの長谷川智之に尽きる!
今回はCプロでも満足度が高い演奏会だった、自分は途中で退場したがソロカーテンコールも有った模様