3月5日14時 サントリー
悪夢である、まあ来てしまった自分が悪いのだが
元の予定では
指揮:ファンホ・メナ
メゾ・ソプラノ:クララ・モウリズ
フォルトナー:歌劇《血の婚礼》組曲
トゥーリナ:カンシオーネス形式の詩
希望の聖母への祈りの形式によるサエタ
《三部作》より第1 曲「ファルッカ」
ファリャ:バレエ音楽《三角帽子》
であった、
今回来日を果たせなかった メナは、一昨年暮れから徐々に外国人指揮者が来日するようになった時期に初めて聴いた。
予定されたプログラムが大幅に縮小された演奏会が繰り返されていた中、N響定期で当初予定されていたプログラムがそのまま演奏された
そのプログラムは「パリ、バスク地方、月光、夜明け……スペインの名匠、メナが喚起する多彩なイメージ ―」の謳い文句に違わぬ名演であった
休館直前のNHKホールが、メナの魔法でラテンの音色に変容された響きに包まれた
この指揮者は絶対また聞きたいなと思っていたのだが、日フィルが呼んでくれた
しかも、上記のような素晴らしいプログラムで、
しかし、例によってのコロナによる外国人(以下省略)で
指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]
プログラム
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ラフマニノフ:交響曲第3番 イ短調 op.44
1月の定期に続き、今回もとぼとぼとサントリーに向かった
前半も後半も殆ど記憶がない、上手な演奏だったと思う
広上はラフマニノフが得意だそうだが全く心が動かなかった
