舞茸の天ぷらそば切り(ランチ時には希望される方にお替わり自由の炊き込みごはんが無料で付きます。因みに3月は竹の子の炊き込みご飯です)

 

『三宿(みしゅく)』ってご存知ですか?

『三宿』の名前は世田谷区の地名で本宿・北宿・南宿の三つの場所があったことから生まれました。そしてその『三宿の交差点』は1990年代にパテイスリー、フランス料理、バー、インテリアショップなどの店が集まり『トレンディスポット』として世に知られるようになりました。またその『三宿通り』(住所で言うと『池尻』や『太子堂』となりますが)もおしゃれな大人に人気のエリアとして、最寄りの東急田園都市線池尻大橋駅と次の三軒茶屋駅から、どちらからも徒歩10分ほどと多少距離がある分、隠れ家的なお店として多く芸能人が集まり、深夜までにぎわっていると耳にします。

 

今回訪問した『板蕎麦 山灯香(いたそば さんとうか)』も昨年(2018)6月までは年中無休で午後5時から翌日の午前4時30分まで営業しており、夜中でも本格的なお蕎麦が手繰(たぐ)れる店として人気がありました。それが昨年7月よりランチ営業を始め、夜は23:30までとなりました。(途中休憩15:00~17:00) 因みに姉妹店舗は恵比寿にある人気店の板蕎麦 香り家(かおりや)です。

 

店は三宿交差点の近くにあります。

『三宿感(みしゅくかん)』あふれる人気の店

アンティークな店内は、天井が高く、BGMでジャズが流れています

卓上にはつまみとなるそばの実(そばの実を揚げて塩味をつけた)があります

早速メニューを見る。昼食時はお蕎麦を頼むとお替わり可能な炊き込みご飯が付いてくる

(月替わりで3月は竹の子の炊き込みご飯です)

この日は生ビールを注文しました。

昼も夜と同じメニューから注文できるのはありがたいです。先ずは旬の『あん肝ポン酢』を

この時期、お酒には旬の『あん肝』ですね。

同時に『あぶり煮豚のポテトサラダ』も

マヨネーズが主張しすぎないところが良いですね。

そしてつまみとして一番人気の『だし巻き玉子』を注文しました。小ネギがトッピングされた出汁巻きはふわふわで関西の『明石焼き』と似ている?関東には無い味のような気がしました

『舞茸の天ぷらそば切り』と『天ぷらそば切り』を注文、同じ板蕎麦だが蕎麦を太・細と好みのものを選べる

『天ぷらそば切り』(細打ち、ただ東京の細打ちよりは太め)、薬味はネギとわさび、天つゆはない、天ぷらの海老は2尾、大きいです

『舞茸の天ぷらそば切り』(麺は太打ち) 薬味はネギとわさび、天つゆはない 板蕎麦は皿の面積が広くスカスカに見えるが蕎麦の量は少なくない

今月の炊き込みご飯は『竹の子ご飯』、味は薄めで際立った主張はしていないところが良いです(お替わり自由)

舞茸、さつまいも、しし唐の天ぷら

そばつゆは辛くなく少し甘味を感じます

別仕立てのとろみのある『蕎麦湯』

残ったネギとわさびを入れて飲む

最後に『そば茶』を頂く

板蕎麦 山灯香(さんとうこう)

JAZZが流れ昼間から暗めの照明が特徴のアンティークなお店で、ほかの店とは違った落ち着きを与えてくれます。年中無休のお店では、山形の蕎麦が手繰(たぐ)れるだけでなく、昼間から厳選されたお酒とそれに合うつまみも楽しめます。『三宿感』あふれる人気のオシャレなお蕎麦屋さんです。