「今」のもう1つ上へ。 ~ひとまず脱・無気力へ~ -12ページ目

「今」のもう1つ上へ。 ~ひとまず脱・無気力へ~

テーマは「今」の自分よりも1つ、そしてその自分よりまた1つ、と成長すること。そのための日々の記録、思ったこと、あとは普通に日記とかを書いていきます。

『通天閣』(ちくま文庫)

 

著者:西 加奈子

 

 

 

 

 

決して明るい話でも、おもしろい話でも無かった。

 

自分は安全のようで、安全じゃない場所にいることを感じさせられた。

少し隣のようなところだと思う。

それでも、もっとひどくなるのが怖くて、

その場所から動こうと思えない。

ひどくなるとしか思えないから。

ひどいとばかり決めつけるのもどうかとは思うが。

 

男の方の感覚は理解できない気がした。

理解できる点もあるが、自分とは違うと思おうとした。

思おうとしてる時点で、似通った感覚があると認識させられているのだ。

落ちて、そして決して救われなかった。

既に一歩、踏み入れているかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

『キッド』(講談社文庫)

 

著者:木内 一裕

 

 

 

 

 

面白かった。

が、終わりはすっきりしていない。

 

主人公の頭の良さが冴えわたっている。

地元に近い土地の名前が多く出てきた上に、

釣りに行くのに通ってる道や地名が出てきて、

イメージがわきやすかった。

 

ノブはどうしても千鳥のノブさんの顔が浮かんでしまって、

でもその後から軍のヘルメットをかぶって顔が汚れた大悟さんの笑顔が浮かんできて、

イメージが支配されつつあった。

 

あと、優勢に立ったときの主人公の話しぶりから、

誰かしらの若手の役者にお似合いのがいそうな気がして、

映画化したら面白そうだなと思った。

 

 

 

 

 

 

 

『終電の神様』(実業之日本社文庫)

 

著者:阿川 大樹

 

 

 

 

 

よかった、とは言い難い印象。

感動的な話もあったけど、その感動もいまひとつ物足りない。

そこにもう少し強い感動があったら、

他の暗い話も、どうとも思えなかった話も、

含めて一冊の印象はよかったんじゃないかと思うんだけど。

 

結構前に購入した本で、

書店では結構推してる感じの置かれ方をしてた印象がある。

それにつられて手に取ったくらいだから。

そこまで推すかな?

この時点で16回くらい増刷されてるみたいだけど、

そんなに?ちょっとずつちょっとずつ増刷したのかな。