鑑賞履歴:『あゝ、荒野』 | 「今」のもう1つ上へ。 ~ひとまず脱・無気力へ~

「今」のもう1つ上へ。 ~ひとまず脱・無気力へ~

テーマは「今」の自分よりも1つ、そしてその自分よりまた1つ、と成長すること。そのための日々の記録、思ったこと、あとは普通に日記とかを書いていきます。

『あゝ、荒野』(2017年)

 

 

 

 

 

ケーブルテレビにて一気に放送していたので前後編まとまった形で観た。

ちなみに劇場版未公開シーンを加えた完全版らしい。

 

 

 

寺山修司の作品ということで、だいぶ時代背景などが変更されているのだと思う。

 

 


最近ボクササイズを始め、ミット打ちだけではパンチが効くものなのか気になって、そういう点で対人にも興味を持ち始めた。
仲間も対人をやらせたいらしく、実際にボクシングを観に連れていかれた。

そのタイミングで、過去に録画してあったものなんだけど、
「一気放送は長いな」と内容とは関係ない点で敬遠しながら、
やっと観てみる気になれた。

痛いのは嫌だし、沸点に達していない状態で人を殴るノリにはなれない。

 

 


すると、沸点に達することができるという点ではうらやましい。
凶器に満ちているともいえる新次は、その生い立ちも大いに関係があるかもしれない。
菅田くんのキャラとして、ああいうのは結構ありそうかなと思う。

それに対して健二。
ヤン・イクチュンさんのことは初めて知った。
気弱なキャラながらボクシングを始めたので、
こちらの方がどうも「ガンバレ!」と応援したくなってしまう気持ち。
ヤンさんは結構年上なのだな。

 

 


最終的にはそのような展開になるのか。
そうなると予想できつつもならないようでほしかったような、
なってほしかったような。

一番最後は、どうなったの?

 

 

 



ここからはネタバレに繋がります。

 

 


希望的観測で想像すると、
亡くなったと思われるのは健夫氏。
海洋拳闘クラブの看板が新しくなってると思われ、
立て直したと思われる。
その看板にハングルが書かれていることから、
健二がスタッフとして在籍しているんじゃないかな。

あれで死なれたら寂しいし。