デリーの深部を見た瞬間。 | エハッドのニューデリー生活

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ちょっと避けてたインドに駐在2年。帰国し、書き逃したことを記し中。がんばるぞー。おー。

ニューデリー市。

 

人口数は11百万人。東京は13百万人。

 

しかし、大きさは43km2、東京は、2,188 km²。

 

50倍も違う…

 

数値は、ウィキからだけど、ものすごい過密してるのがわかるよね。

 

しかし。

 

しかしだよ。

 

ふつーに暮らしていると、そんなにキャー押しつぶされる!という感覚はない。

 

むしろ、東京の電車の方がしんどい。しんどすぎる。

 

人混みもキツイ。

 

 

・・・まぁ、東京の人口は都市部に集中しているからだよ、って言われれば、そうね、としか言えないが。

 

 

 

・・・

 

 

東京ももちろんそうだけど、ニューデリーも奥が深い。

 

ちょっと探検すると、ジャングルの奥地のような異世界が広がっているのだよ。

 

ということで、今日は街角スナップ目

 

 

 

(・∀・)チャンチャンチャララ〜ン

 

 

(ちょっと頑張ってテンションを上げてみた)

 

 

 

 

フマユン・プール(Humayun Pur)

 

 

 

でかい地図からどうぞ。

 

小さめの地図でどうぞ。

 

分かりにくいが、

 

北東に、自分の住んでいるディフェンス・コロニーランニング

 

南には、若者に人気のハウズカース・ヴィレッジとディア公園ハムスター

 

もっと近くには、日本食品を売っている「大和屋おにぎり

 

そして、癒しのジャズバー「ピアノマンキラキラ

 

フマユン・プールは、そんな行動圏にある。

 

しかし、いかんせん、車生活車

 

行かない場所は行かないんだよね〜

 

ただ、今回、たまたまフマユン・プールの地区に行ったから、写真撮っておいたよ

 

日本人にとって、デリーのあまり知られていない風景じゃないかと思う。

 

ちなみにこの地区は、インド北東部、日本人と同じ顔立ちをした人たちが多く住んでいるエリアみたい。

 

まず、商店街。細い道。

 

立派な電線。

 

ふつーの道。工事中。

 

そんな道を歩いて、ふと右を見ると、

 

 

おっ、裏道。

 

 

 

歩いて見ると、右にこんな裏口が?

 

 

 

 

むむっ。

 

裏口ではなく、がっつり建物のメイン・エントランス

 

狭い通路を歩いて行くと、

 

 

こんな感じにアパートがずらり。

 

裏道と思いきや、10世帯以上が入る建物の小さなエントランスがあった、という世界。

 

一応吹き抜けっぽくなっていたけど、

 

電話会社エアルテルの店舗スタッフみたいな人とすれ違った。

 

ふつーのインド人がふつーに暮らす、ふつーの住居でした。

 

このフマユン・プールは、そんな道と建物がズラリよ。

 

デリーの深部、人口密度の真髄を少し感じた瞬間。

 

ちなみにスラムじゃないからね。

 

 

・・・え?

 

勝手に入っていいのかって?

 

 

( ´_ゝ`)フッ

 

 

友人の友人がここに住んでいて、訪問の機会を得たという。

 

家族で住む人たちが多い中、一人部屋だった。

 

大きさは、多分8畳くらいの1Kアパートサイズ。

 

玄関は南京錠でロック。

 

窓が割れたままで、ダンボールで押さえていた。

 

彼の仕事は、アメリカン・エキスプレスのコールセンター係。

 

アメリカやイギリスのお金持ちたちからクレーム電話を受ける仕事だって。

 

家賃はいくらか聞かなかったけど、一万円もしないんじゃないかな。

 

多分5千円以下?

 

こういうところは他にもたくさんあるんだよね。

 

若手ファッション・デザイナーのお店が集うシャプール・ジャットという場所でもね。

 

今までのデリーとは異なる世界があった。

 

奥深い。

 

奥深いよ、デリー。