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プリわんのお馬な日常

「競馬は記憶のゲームである」をベースに、独自の視点からあらゆる競馬のお話を掲載しています

2011年もプリわんのお馬な日常をご愛顧いただきありがとうございました。





今年は3月の震災の影響で中央競馬の開催日程も大きく変わり、福島競馬の開催もすべて中止になってしまうなど大変な年でした。



しかしその中でも、史上7頭目の3冠馬の誕生や、ドバイワールドカップで日本馬がワンツーフィニッシュを決めるなど、嬉しいニュースも多くありました。



来年は福島競馬も再開予定ですし、より一層競馬が盛り上がるといいですね。




有馬記念のレース回顧を年内に載せるつもりでいたのですが、年末年始が忙しくなってしまったのですみませんがお休みさせていただきます。



来年は東西の金杯から中央競馬はスタートします。また、地方競馬は元日から川崎競馬が開催されますね。当ブログも金杯の予想からスタートする予定でいますが、時間があれば2年ぶりにプリわん賞もやりたいな、なんて思っています。



なかなかスムーズに更新できずにご迷惑をおかけしましたが、来年もよろしくお願いします。





それでは、皆さまよいお年をお迎えください。





◎ヒルノダムール
○オルフェーヴル
▲エイシンフラッシュ
△ブエナビスタ
△トーセンジョーダン
△アーネストリー
☆ヴィクトワールピサ




戦前から3冠馬オルフェーヴルと、ラストランとなるブエナビスタの対決に注目が集まっている。特にオルフェーヴルの力は古馬相手でも最上位と考えていい。同世代のウインバリアシオンもジャパンカップが好内容の5着だったし、それを相手にしなかったクラシックの内容を考えればあっさりもあっていい。実力は疑いようがない。


ただ、今年は史上稀に見る超ハイレベルメンバー。オルフェーヴルのあっさりもあるだろうが、◎ヒルノダムールのあっさりもあってまったく不思議はない。


充実一途の今年は大阪杯と春の天皇賞を優勝。特に消耗戦となった春の天皇賞の内容は優秀で、同世代ナンバーワンと言って過言でない強さだった。その後はフランスに渡りフォワ賞で2着。凱旋門賞はこれまでのキャリアで一番ヒドくイレ込み、直線に向いた時点で余力がなかった。


帰国後はジャパンカップを視野に調整されたがこれを回避。この判断が正しいと証明されたのが今週の調教で、仕掛けられてからグンとストライドを伸ばして素晴らしい瞬発力を見せた。もしジャパンカップを使っていたらこんなにも迫力ある動きはできなかっただろう。今年は有力馬同士が互いに相手の長所短所をよく知っているため、緩急の差が激しい流れになる可能性が高いと見ていて、器用な同馬には中山の2500mという舞台設定も含めてピッタリな条件が揃うはずだ。グランプリ制覇でもう一度海の向こうへ渡りたい。


対抗はもちろんオルフェーヴルだが、もう一頭▲エイシンフラッシュもチャンスは大きい。ハイペースを深追いした天皇賞の6着は強い内容。ジャパンカップは通った馬場の差もあったように思う。確たる先行馬がおらず、ルメール騎手がハーツクライのようなイメージで乗って脚をためられれば3冠馬撃破のシーンも想像できる。


この3頭に割ってこれそうな馬たちを押さえに。ブエナビスタは勝ったとはいえジャパンカップの内容から衰えは隠せないように見える。もちろん力はあるので掲示板には乗ってくるだろうが、相手も強い。枠をうまく生かせれば。充実期を迎えたトーセンジョーダンは中間の気配はまずまずだが、秋3戦目で疲れがないかだけが気になる。当日の気配に要注意。アーネストリーはまたも外枠だが、典型的な小回りコース型の馬。宝塚記念のレースぶりから、すんなり先行できれば上位争いできる。


☆はペルーサにする予定だったが、出走取消のためヴィクトワールピサに。同馬はデキがどこまで戻っているかだけ。昨年と同じ走りができれば問題ないが、完璧とまでは言えないか。







中山大障害



◎マジェスティバイオ
○マイネルネオス
▲スプリングゲント
△ディアマジェスティ
△メジロクリントン
☆ディアマイホース




春に行われるグランドジャンプと大きく違うところは、最後の直線に障害がなく、スタミナより平地の脚を求められる点。今回は少頭数ながらなかなか面白いメンバー構成になったが、上がり馬◎マジェスティバイオを狙う。


今年はすでに障害重賞を2勝。直線が芝のコースでコンスタントに脚を使えるのがこの馬のいいところ。前走も敗れはしたが道悪と62キロであれだけ脚が使えれば前哨戦としては十分の内容。かつて名障害騎手だった田中剛調教師も太鼓判を押す安定感は大舞台で遺憾なく発揮される。


相手筆頭はマイネルネオス。今年は夏に行われたグランドジャンプで最終障害を飛越してから豪脚を繰り出して優勝し、昨年の中山大障害も3着と切れ味勝負にめっぽう強い。前走は斤量差に泣いたが、同斤量なら能力は上位。


実績最上位のスプリングゲントはどこまで実戦勘が戻っているか。ディアマジェスティも力をつけているが、重賞2戦がともに案外な内容だったのが気がかり。メジロクリントンは単騎でマイペースに持ち込めるようなら不気味な存在。


穴はディアマイホース。ゴーカイ産駒の全兄オープンガーデンと同じく、持久力を問われる大障害コースで覚醒する可能性は十分だ。







ラジオNIKKEI杯2歳ステークス



◎アダムスピーク
○ゴールドシップ
▲エネアド
△グランデッツァ
△サンライズマヌー
☆エタンダール




グランデッツァ、ゴールドシップ、トリップの3頭が人気の中心だろうが、潜在能力は3頭と互角以上のアダムスピーク◎。


デビュー戦は好位追走から楽に抜け出して突き放す圧勝。力強いフットワークとバネの利いた走りは、着差以上にかなりの能力を感じさせた。石坂厩舎の2歳馬で一番と言われる素質馬だけに、ここも突破したいところだろう。ちなみに母のシンハリーズはアメリカンオークスでシーザリオと戦った馬で、サンデーサイレンス系の種牡馬と相性がいいのも納得できる。


対抗一番手はゴールドシップ。前走の札幌2歳ステークスは思わぬ形で後方待機を余儀なくされたが、差しても大丈夫な新たな一面が見れた。札幌の小回りより阪神のほうが競馬はしやすいだろう。


他ではエネアドが面白い。前走の東スポ杯は泥んこ馬場に脚をとられて競馬にならなかったが、それでも掲示板は確保。良馬場であらためて。札幌2歳ステークスでゴールドシップを破ったグランデッツァは中間筋肉痛で順調さをやや欠いたのが少し気になる。逆にサンライズマヌーは今週の調教の動きが抜群で、一発があっても。


穴っぽいところではエタンダール。こちらも素質は秘めているし、前走だけで見限ってはいけないだろう。


トリップはデビュー2戦の内容が特に強いとは思わない。ここで好勝負ができれば来年も楽しめるかもしれないが、様子見の意も込めて無印。