スプリンターズステークス 予想 | プリわんのお馬な日常

プリわんのお馬な日常

「競馬は記憶のゲームである」をベースに、独自の視点からあらゆる競馬のお話を掲載しています

◎ロケットマン
○ビービーガルダン
▲ラッキーナイン
△ダッシャーゴーゴー
△サンカルロ
△フィフスペトル
☆エーシンリジル





他の1200m戦とは違い、完全なスピード比べになるのがスプリンターズステークスだ。過去10年でもスピードに乗れる先行馬が断然有利で、唯一追い込みが炸裂した03年も、名刀デュランダルの2着にはトップスプリンターのビリーヴが入っていた。


今年はシンガポールの英雄ロケットマンが満を持して来日。残念ながら今の日本にはロケットマンとスピード勝負できる馬はいない。中山の坂を苦にするほど非力ではない、というかパワフルすぎて困るくらいの走り。文句なしの◎。


さてここで問題なのは相手だが、快速スプリンターがいる以上、2着争いはスピード決着か、前半我慢した馬が一斉にくるかのどちらかだろう。ちょうどよく前例があるので、前者を「テイクオーバーターゲット型」後者を「サイレントウィットネス型」とする。


今回のメンバーでは前述の通りロケットマンのスピードに付き合える馬がいない。「サイレント型」におけるカルストンライトオのような馬がいないのだ。ズブさを増してきたヘッドライナーにそれを望むのは酷だろう。パドトロワも無理に追いかけようものなら肝心なところでおつりがなくなってしまう。


そうなると今年はロケットマンを中心とした「テイク型」になると見た。そこで私はビービーガルダンを○に抜擢した。


ビービーガルダンは今年で同レース4度目の出走。08年は3着、一昨年はローレルゲレイロにハナ差まで詰め寄った。しかし昨年は一転して不振に陥ってしまった。おそらくこれはズブくなった同馬を強引に先行集団に取り付かせることで本来のスピードが生かせず、スタミナばかりを浪費してしまったことが原因と見ている。


しかし今年、仕上げの達人と呼ばれる佐藤哲三騎手に乗り変わり、ズブさを生かして脚をためる逆転の発想で復調気配。実績は日本馬では抜けているはずだし、同レースに相性抜群の7枠13番を引き当てた。今の自分の形でレースができれば連には絡める。


香港勢ではラッキーナインをチョイス。1200mの追走に手間取っても、うまく馬群をさばければ上位には食い込めそう。一方のグリーンバーディーは大外枠。ローラーがかけられることで内が伸びやすくなる芝状態ではやや分が悪そう。思い切って切る。


日本勢はダッシャーゴーゴーを筆頭に、フィフスペトル、サンカルロ。ラッキーナイン含めどれも末脚勝負だけに、2着争いは熾烈を極めそう。内を通れた馬が有利になるだろう。


大穴にはエーシンリジルを抜擢。中山1200mで1分7秒4の持ち時計があるのでスピード競馬には十分対応可能。前述の差し馬たちが、「テイク型」の06年で言うタガノバスティーユなら、こちらはメイショウボーラーのようなスピードを生かした粘り込みに期待する。