久しぶりに会う友人と共に入ったお店での出来事。
狭い階段を上った二階にあるお店に入ると、かなりご高齢のグループのみなさんがワインを飲んでいらっしゃった。
わぁ、お元気なおじいちゃまおばあちゃまだなぁ・・・と思いながら脇を通り奥の方の空いている席に座った。
オーダーをしていると、サプライズと思われる誕生日ケーキがそのグループのテーブルに運ばれてきて、ハッピーバースデーソングが歌われた。
店内にいたほかの方々も私達も、皆拍手して「おめでとうございます」と口々に伝えたところダンディなおじいちゃまがお誕生日だったようで、お隣の奥様らしき上品なおばあちゃまが「この人ね、明日誕生日なんですよ。91歳になるんです」とおっしゃった。
他界した父と姿を重ねてしまい、胸がきゅっとした。
あ、でも父も91歳の時には要介護だったけどかろうじて一人暮らししていたし、介助は大変だったけど出かけることもできたなぁ・・父もまぁまぁ元気ですごしていたほうかな・・なんて思う。
それぞれに「わ~すごい!!お元気でまだまだ長生きしてくださいね」というと、そのおじいちゃまが「私は明日で91歳になりますが、今は人間は120年生きられる時代。120歳目指してあすからもがんばります。みなさんも120歳まで元気でいるように頑張って下さい」とおっしゃった。
階段をご自身で登られてワイン飲まれて・・・心身ともにご健康なんだなぁ・・すごいなぁと皆で感動していると、おじいちゃまが私達のテーブルにいらっしゃり「景気がいいから景気付けにケーキをどうぞ。みなさんも120歳まで元気に過ごしてくださいね」と、誕生日ケーキをお福分けしてくださった。
縁起がいいね!!!と皆で食べながら「やっぱり元気が一番だね。適度に身体動かして動ける身体をキープしないとね!!!」と話題は健康と仕事で時間はあっという間に過ぎていきました