骨折しピンニング手術から5週目にピンを抜いた。
抜けるまでは、小指付近に二本のピンの異物感もあるし、
物理的にここにぶつけたら大変なことになりそう流血するよな・・とか、
いろんなことを想像すると怖いのでとにかく足をぶつけないように、
足を大事にすることを中心に生活する日々だった。
5分くらいなら歩けるし、右足は使えるので、車で移動することはできるのでほんとに助かった。。
車を運転できて車があってよかった・・右足でなくてよかった、ありがたいと思ったが、
駐車スペースが近くにないと大変なので、現場や打合せに行くときは早めに出て駐車場をロケハンする日々が続いた。
そして、やっとピンが抜けた!!!
ピンが抜けたらすぐに歩けるようになる!!!と、想像していたら、
実はそうでもなく・・今まで足裏を使っていなかったゆえに筋力が著しく衰え、
足全体に体重をかけただけで足のいろんなところが痛い。
そして、ものすごいむくみで、健康な足の1.5倍くらいにむくんでいる。
これも筋力がおとろえ、血流がなくなっているゆえの症状らしい。
自分のむくんだ足をみて、介護していた父の心不全でむくんだ足を思い出し、
「お父さん、この足でずっと生活していたらつらかったね。」と思い、
もっと優しくしてあげたらよかったと激しく後悔もした。
それと同時に、自分のむくんだ足をみて衝撃的だったし、
これはきちんとリハビリしないと元のように歩けるようにはならないかもしれない、そう感じた。
これじゃ普通に靴はけないし、
体重かけただけで痛いし、むくんだ足の甲を触るだけでも痛い
同じく足の指を骨折した友人にどうだったか聞いたら、まったく同じことを言っていて、
「むくみと痛みで歩けなくなり、普通に戻るまでに数か月要した。リハビリしたほうがいいよ」と。
よく、転倒がきっかけで寝たきりになる、と聞くし、
実際父もそうだったのだけど、人間の筋力は落ちるときは早く、筋力を付けるのは大変なのだと、
自分の50代の身体でも実感。
これがあと十年後だったらもっと歩けなくなるのだと思うと、
今きちんとケガを直し、ここで得た教訓をもとに、動ける身体をキープするために適度な運動や筋力を鍛えることをしていかないといけないなと、実感する日々。
今まで当たり前にできた動きができなくなるって衝撃でしたが、
これも身体が与えてくれたメッセージだからきちんと受け止めて行こうと思っています。