牡蠣地獄
ブログネタ:忘年会であった『ドラマ』な出来事教えて!
参加中数年前、忘年会シーズンに大風邪を引く。
同僚からは、「はいはい、サボタージュサボタージュ」とさんざんけなされたが、無罪の男を貶めようとする同僚らは後ほど、とてつもない目にあう。
これが大変では無くて、車の中でぼうっとしているだけなのだから給料ドロとはこのことだなと呆けたもの。
えらいことになるのは間違って契約を決めてきた日の晩である。
毎日社長へ結果報告の連絡をするもので、決めた日は電話口からご機嫌な声で「よぉうし、帰っておいで」と早々の帰還を命じられる。柔らかくぬるい泥をやさしくぶっ掛けられた感触。
そこから、会社に戻り、業務日誌を書き上げて上席の印鑑をもらい、パーテーション向こうにある社長が座る席へ挨拶に行く。嫌なもんだ。
「お疲れ様でした」
「おう、今日はやったなオイオイ」
「頑張りました」
「最近ぜんぜん駄目だったからな」と、主従関係のしっかりした会話を続け、さて帰ろうとする表情を見て、すぐに社長「飲みに行くか」とお誘いの言葉。表情をちらほら見てからして、そんなところに営業力を使わないで欲しいと思いつつも断る言葉、文句なんぞもっての他、酒に付き合う。
軽く1時間ならまだしも、午前様当たり前、夏でもないのに日が昇っている頃に店を出た時は、シャワーだけ浴びて出社という情けないことがあり、元来自分は酒好きなのに社長との酒は嫌で仕様が無かった。
そんな会社だったもので、酒と歓談が異常に好きな社長の為に、忘年会、新年会は大したもので、たいてい好きなものを飲み、好きなものを食わしてもらう。
風邪を引いたその年、自分は計ったかのように、忘年会の日に風邪を引き、自宅にて療養をした。
仕事こそ怠けて休みたい腹だが、たいがい美味いものを食べられる忘年会を欠席することは少し惜しいと思った。
忘年会の会場は日本料理屋。会社の近くでは一番見栄の張れそうなお店。
仕事を早々と切り上げた社員達が、次々と席に着いていく。
採れたての魚介類をふんだんに使った鍋、生牡蠣、ふぐ刺しと魚料理がメインに酒を飲む。
普段、怒ってばかりの部長あたりもまゆ尻を落として部下を労い、普段接することのない女性事務員に営業社員はアタックをかけて、専務は誰も聞いていないのに、ゴルフ場設計に携わった過去の栄光を話し始める。
一見楽しそうで、どうやら楽しかったらしいその宴会。
宴会は終わり社長はいつもの如く、午前様まで飲む気で社員を引き連れ2次会の場を求め繁華街へ出る。
それぞれの宴会はほぼ終焉を迎えるが、大団円に終わらない。
翌日にもならないその日の深夜あたり。
うまく口説いて二人きりになった事務員と営業、二次会に行った社長らと取巻き連中、大人しく帰った専務。
生牡蠣に舌鼓を打った輩はオールアウト。腹の中は狂乱したYOSHIKIが叩くドラムスの様な状態。
年が忘れられなくなりそうだな。
結局、次の日に仕事を残していた連中は沢山といたものの、語るだけ語った専務は牡蠣を食べなかったらしく無事。これまた牡蠣を食べなかった事務員は、ひとり苦しむ営業を置いてきぼりにして帰り、無事出社。そして、自分と大して人数の多い会社でも無かったが、余計に静かな社内となった。
今回、大当たりをされた部長から連絡が入り、小遣いを頼まれたが、その小さな用件を伝えるにもどうにか腹を使わずにようやっと肺から絞りだした空気で弱弱しく声を出して、至極大変だろうと同情をした。
仕事を片付けて、帰ろうとした夜頃に社長が出社。「うまい、うまい」と昨晩は結構な数の生牡蠣を平らげたにもかかわらず、まったく当たるということなく、元気に出社してくる。
「日ごろの行いがものをいう」と言っていたが、それならばいの一番に当たる人はアンタだろうと思ったが、「そうですね」と平に返した。
7歳
ブログネタ:初恋は何歳?
参加中初恋の人は学校の先生だった。
自分の書いた詩を読んで、親以外で初めて褒めてくれた人だった。
顔は忘れたが、美人だったと思う。
私はそれからしばらくして転校をした。
初恋だったことに気付かず、また恋というものに気付かず、数年が経ち小学校の高学年になる。
ぼうっと自分の席に座って、勉強のことはひとつも考えずに休み時間を過ごしていた時のこと。
普段は喋ることをしないクラスメートが話しかけて、教室の後ろ側の扉を指差す。
驚いた。体が余計に怠けた。数年前に泣きながらお別れをした先生が立っている。
とてつもなく、恥ずかしくなった。
自分は顔を見ることが出来なかった。色々と声を掛けられたが覚えていない。
今思い出すと、これが初恋でなくてなんなのかという様で、あれほど照れたことは無かった。
あの時、まともに声がかけられなくて後悔と、もう一度しゃんとした姿勢で話をしてみたいなと恋とはちょっと違う好奇心がある。
カミナガ先生、お元気でしょうか?
自転車操業
ブログネタ:子どもと大人、どっちが楽しいと思う?
参加中子供の頃は、何が無くとも、そして高度成長期の日本、少しはおもちゃのある環境で過ごしたから、友達がぼつぼつといて、何となく共感が出来る話で楽しみ、てめえらで勝手に規則の中で遊びを楽しむ。
大人になるとどうだ。
大人になるとどうだ。
働いて金が貰える。
貰った金で趣味に投資。
「俺は金が無い、稼ぎが少ない」と言いながら、趣味に大枚をはたくバカである。
今は、自転車にうつつだが、少し前なら毎晩酒飲み、くだらない体たらくを皮脂として楽しんだ。
価値観ひとそれぞれと言うが、
まことにその通り。
何をやっても今のこの時が楽しいことを選んでいるわけで、
たまに二日酔いになって「昔はよかったナァ」と嘆くことすら最近はバカらしくて楽しい。
そんな時、いつも「それをやらなきゃ、そう思わないでしょう」というまともな思考が横切って、残り時間をさくさく食い荒らす。
死ぬまであと数十年無駄なくという考えも有るが、歳を食う度に感じる時間の加速は、足掻いても切実ではない時間へいざなわれている感じが、最近ほとほと身にしみて、計画を練っていこうというものが既に無駄な時間と思っている。
子供の頃に「じいさんになったら定年だからそれまでよく勤めて学べ」と学校の先生に教わった覚えがある。
勤めて学ぶことをよくしない今、このキリギリス生活がいつまで続くのか十年以上経った言葉の余韻が楽しさうらはら頭にある。
だから趣味に走る。