アウディA8L D4 ウーファー取り付け バング&オルフセン | DELECTO デレクト 神奈川県横浜市青葉区のカーディリングショップ

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  AUDI A8L D4

アウディA8Lにウーファーの取り付けを行いました。

 

以前にもオーディオやウィンドフィルムなどの施工をさせていただいたお客様からのご依頼で、A8Lに乗り換えとなり、低音をもっと効かせたいとのご要望で大型のウーファーをお取り付け致しました。

 

お持込頂きましたパイオニアのTS-WX1210A。

 

 

エンジンオンでダッシュボードのツィーターが飛び出てくる純正でバング&オルフセンの高級オーディオシステム。かなり凝ったオーディオシステムで、請け負ったもの様々な機能に邪魔をされ、接続後の配線加工や純正オーディオシステムのキャンセルなど、非常に労力がかかる作業でした。

 

↓暇な方は読んでください。

バング&オルフセンのオーディオシステムにはアクティブノイズキャンセルと言う機能があります。簡単に説明すると、このオーディオシステムはスピーカーから一定の音が出て、走行中の様々なノイズとスピーカーからの音をぶつける事で余分な音を消し、より車内の音響が良くなるという機能です。

 

音と音をぶつける事で音が相殺される→静かになる。

 

バング&オルフセンの純正オーディオのセッティングは全ての窓ガラスを閉めた時に、車内の音の反響などを考慮した設計になっているようで、ドアを開けたり、窓を少し下げるだけでも音の感じが変わります。

最近ではレクサスなどでもアクティブノイズキャンセルが設定されている車両もあり、車内が静かで快適な高級車や走行音の少ない電気自動車など、静かで快適な車は防音・遮音だけでなく、オーディオシステムでより静かな車内になっています。

 

今回のA8Lのウーファー取り付けの作業では、純正のウーファーを生かしたまま、トランクに大型のウーファーを追加して両方を鳴らすシステムで設置しましたが、アクティブノイズキャンセルによって発生する音が追加したウーファーからも発生してしまい、ノイズが大きくなると追加したウーファーからも音を打ち消すための音がより大きくなってしまうという事態になりました。このシステムの特性を理解すれば当然のことですよね。

 

なんとかしてアクティブノイズキャンセルを消すために、配線方法を考えたり、コーディングでアクティブノイズキャンセルを消去できないか、などいろいろ試してなんとか純正システムを生かしながら、追加ウーファーを鳴らすことが出来ました。ネットで世界中の記事を調べてもA8のバング&オルフセンにウーファーを追加した事例は出てこず、チャレンジした人もアクティブノイズキャンセルの影響で諦めざるを得ない様でした。

多分、純正でも素晴らしい音響のバング&オルフセンにウーファーを追加してドスドス鳴らしたいというご要望は無いかと思いますが、なんとかウーファーを追加することが出来ました。

 

 

ご用命頂きましてありがとうございました。

 

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