続 ベンツやBMWなど欧州車のブルー系のフロントガラス | DELECTO デレクト 神奈川県横浜市青葉区のカーディリングショップ

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  新型メルセデス・ベンツSクラスの高性能フロントガラス

自動車ガラス業界やカーフィルム業界内ではかなり話題となっているのが新型ベンツSクラス(W223)のフロントガラスです。先代のW222型Sクラスでもブルー系の反射ガラスが採用されていましたが、新型W223型は発色がさらに強くなり、何となくブルーっぽいガラスではなく、完全に青です。

 

フロントガラスはフィルムなど施工していない完全なノーマル状態ですが、すごいブルー発色です。

 

以前にベンツやBMWに標準装着されているブルー系のフロントガラスについてブログでご紹介させていただきましたが、新型Sクラスはさらに発色が強くなっています。

 

 

 

 

発色が出やすい条件の曇天での撮影ではありますが、ウルトラヴィジョンやゴーストフィルムではここまで濃いタイプのフィルムを施工した場合、違法改造になってしまうほどの濃いブルーの発色です。

ブルーの発色ばかりが気になってしまいますが、実はこのガラスは非常に高性能なガラスなんです!!

歴代Sクラスはその時代の最新の技術を全て投入した車両となり、先鋭のソフトはもちろん、パーツ一つとってもこれから他の車両に採用されていく新技術が使われています。

このブルーの発色は先代Sクラス(W222)などで採用されていたフィルム層によるブルー発色ではなく、

スパッタリング製法となっているようで、昔のセルシオやマジェスタなどに採用されていた金色のガラスと同じ金属系ガラスと同様です。

その為、ガラスの光学特性を調べてみると、

可視光透過率 74%

赤外線カット率 98%

紫外線カット率 100%

となっており、赤外線カット率が一般的なガラスに比べて非常に高くなっています。

プライバシーガラスで赤外線カット率98%以上のガラスは高級車では一般的になってきていますが、透過率70%以上の透明ガラスの範疇で、ガラス単体でのこの赤外線カット率はものすごく高い数値です。

 

最高級セダンなので色味はあくまでも副産物で、車内の快適性の向上を図るための新技術のガラスなのでしょう!!

発色が出にくい室内でも完全にブルーガラスです。

 

 

サイドガラスはフロントガラスに比べたらやや控えめな発色です。構造は先代Sクラスなどと同じペアガラスに発色フィルム層が入っている造りです。

 

リアガラスは発色的にフロントガラスと同じにみえます。このガラスにはスモークフィルムを貼っていますのでより青の発色が強く出ています。

 

燃費向上とCO2削減が自動車メーカーの命題となっていますので、車内温度の上昇を防ぐガラスの高性能化は自動車メーカーとしても命題になっているのでしょうね!

 

将来的にはガラス単体で高断熱化が普通となり、断熱フィルムの出番は無くなると思いますが、今現在ではコストを掛けずにガラスを高断熱化・紫外線100%カット化するのはウィンドフィルムしかありません!!

 

ブルーの発色系のフィルムはもちろん、高機能フィルムや、透明断熱フィルムなどウィンドフィルム施工の事なら何でもデレクトまでご相談下さい!!

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