低体温症・・・
余り聞き慣れな言葉ですが皆さんはご存知でしょうか?
人間は体内の体温を一定に保つ為に代謝を駆使して体温調節をしています。
この体温調節によって人はある程度の寒冷地や暑地で過ごす事が出来るのだと云われています。
しかし、外的な要因によって代謝だけでは体温調節が出来なくなる・・・
そう、急激に身体の体温が下がってしまう症状を低体温症と呼ぶそうです。
低体温症に掛かってしまうと五臓六腑だけではなく脳までもが正常に機能しなくなり、命の危険に見舞われる事が多々あるそうです。
そんな、低体温症を防ぐ為に開発されたのがダウンジャケットです。
ダウンジャケットは大凡7対3の割合でダウンとフェザーが混毛されるのが一般的ですが、高級品ともなると9対1の割合でダウンが入るモノも存在します。
また、ダウンボールの優劣を計る数値としてフィルパワーなる用語が使われますが、その数値が高ければ高い程上質のダウンという事になります。
ダウンは、その殆どが中国で生産されているのですがシェアに至っては80%以上だと云われています。
これは中国で多くのダックが消費されている事からの様で、アメリカでの牛革の様なモノだと考えて頂ければ宜しいのではないかと思います。
さて、そんなダウンの質ですが北極圏に近ければ近い程上質だとも云われており、最上級のアイダーダウン至っては「ダウンの宝石」とも云われておりますが、我々が常着するタウンユースでは余り必要がないと云った所でしょうか?
僕もダウンが好きで、これまでに海外ブランドを始め、様々なダウンジャケットを有して来ましたが、ダウンジャケットの世界は非常に奥が深く、僕のブログで語りつくせない程なのですが、チョイスの判断材料としては「ファッションで着るのだから・・・」フィルパワーに拘るよりもコーデに拘る方が宜しいかと思います。(勿論、弊社で取り扱っているダウンは全てハイクオリティーのモノばかりですからご安心を!)
次回の更新ではタウンユースに特化したアメカジならではの弊社が取り扱うダウンジャケット各種をご紹介したいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。