早く合否を知りたいけど、知るのが怖い、、、
。
双子が試験会場から出てくるまでの間、相反する2つの気持ちに悶々とした夫と私(実際はほとんど私…
)でしたが、双子と合流し、いよいよ第一志望の合格発表の確認をすることになりました。(合格発表は本人が確認する約束でした…。)
夫と息子、私と娘のペアに分かれ、それぞれスマートフォンの画面に向かいます
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「あー、怖い…。怖くてたまらない…
。」内心倒れそうな私でしたが、当の娘はというと、最後の最後まで不思議なほど楽観的で、そしてこちらが心配になるほど無防備でした…。
(経験が少ない分、自身に降りかかる災厄を想定する回路がまだ十分備わっていないように見えました…
。)
ついに覚悟を決め、両ペア同時に「せーの」で合否画面を開きました、、、。
直後、視界の隅に、夫と息子がガッツポーズをする姿が映りました
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でも、私はそれに全く反応できなかったのです…。
なぜなら、
その時、手にしたスマホ画面に目が釘付けでしたから…。
奇跡は、、、
起こりませんでした。
全身から血の気が引いていき、周囲から色と音が消えた心地がしました。
そして、これまでの2年間が走馬灯のように思い起こされたのです。(不思議なことに本当です。)
苦しかったこと。
頑張ったこと。
入試担当の先生と顔見知りになる程、第一志望の学校に通い詰めたこと…。
気が遠くなりそうでしたが、足元がフワフワする中でも自らの感情に浸ることが決して許されないということは、心の中のもう一人の自分が知っていました。
急いで幽体離脱しかけている自分を引き戻し、
恐る恐る娘に視線を向けると、、、
意外にも娘は泣いていませんでした…。
娘は、、、、
『何で?』『何で?』と、か細い声で呟きながら、ただただうなだれていたのです…
。
いっそ泣いてしまえばいいのに、、、。
その気丈さが痛々しく、胸が押し潰されそうでした。
どんな言葉も薄っぺらに感じ、この時、私も夫も、ほとんどかける言葉が見つからなかったのです…。
このハードな状況のもと、
「おめでとう!」とちゃんと息子を祝福したのは、何テンポも後になってからでした…。
念願叶って第一志望に合格した息子の表情に、本来あるべき合格の高揚感も晴れがましさも見られません…。(そんな二人を見たい一心で共に歩んで来たはずでした…
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この時は、息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、本当にいたたまれませんでした…
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一旦夫に双子を託して先にレストランに入ってもらうこととし、私は日能研に報告の電話を入れることにしました。(ちょっと態勢を建て直したかったこともありましたので…。)
一通り顛末を報告すると、家族内でのレアな状況に塾の担任も絶句してましたね…
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ただ、短時間でも電話で中座したことで、私は随分頭を冷やすことができました
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よしっ
ここからは絶対に自分の感情を出すまい、と、気合いを入れ直したのです。
(ごめんなさい。まだ続きます。次で完結です。)