2024年4月20日・21日 本流釣り@桂川 | 真鯒のち湾フグときどきエビ鯛戦記

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東京湾の真鯒、湾フグ、相模湾の船アオリ、桂川本流釣りの釣行記です!!『釣れた』よりも『釣った』と言える釣りが良いよね。

桂川へヤマメ合宿に行って来ました!前回は低水温、渇水で魚の気配無くでしたが、気温、水温もかなり上がり、稚鮎も放流されたようなのでいよいよ尺ヤマメが動くんじゃないかと。出発前夜はコーフンして全く寝れず笑。朝イチは迷いましたがランドロックサツキポイントに入ることにしました。初めて入るポイントですが朝イチのワンチャンスを狙います!!5時に現着して実釣開始。




これぞ本流という水深と流速。ポイント的には瀬落ちからの深瀬って感じすかね。いやードキドキが止まらない笑。


瀬落ちから流し始めて、少しずつ釣り下っていきます。今回から掛けた大物をしっかり獲れるようにラインは0.6号を張りました。太いラインにした理由はもう一つあり、重めのオモリを使ってドラグドリフトをするには、どうやら水の抵抗とオモリのバランスがポイントぽいなと。細糸だと水切れが良すぎて上手いこと流れの壁を使えない感じなんすよね。


餌先行で流す為に竿の送りを止めて斜めに糸を入れる為には、竿で操作しても仕掛けが浮き上がらない重いオモリが必要で、その操作をした時に仕掛けが手前に寄らないように水の抵抗が大きい太糸を流れに引っ張ってもらう感じ、これが僕が辿り着いたドラグドリフトのイメージ。まあ合ってるかは分かりませんが多分そう笑。


話がそれましたが、ドキドキしながらドラグドリフトで出来るだけゆっくり仕掛けを流しているとコツッとアタリ!で掛かりました!重量感はまずまずで流れも強いこともあり、かなり引きが強い!なかなか浮いてきません。ローリングぽい動きをしてるような。少し下流に下って焦らずに上竿でヤリトリ。そろそろ勝負に出るかと竿を立てて絞ると激しく抵抗、からのバレ。。。いやー声出ましたわ。サイズはそこまでじゃないと思いますが、多分良いヤマメだったと思うけど。。


気を取り直して続けると直後にアタリ!バラしたのほどではないですが結構引きます。期待して寄せてくるとデカいハヤ笑。さっきのもハヤだったのかなー笑。


更に下流に下って、流速、水深が理想的なベストと思われるポイントでアタリ!


まあ、ハヤよりはマシ笑。


人気ポイントなのでルアーマン、餌釣り師が入れ替わり立ち替わり入ってきますが、皆さん気配無し。2時間ほどやって別のエリアへ。


次もお初のエリア!四方津エリアへ入渓。デカいのが釣れるとのことで、ドキドキしながら釣り上がります。ですが大場所の流れ込みからの淵では全くアタらず。。気温も高くなってきたので浅い瀬に出てるかなと仕掛けを流すと


次の段に落ちる石の受けでアタリ


8寸のナイスコンディションのヤマメですが、尾鰭が削れてるので放流モノかな。


同じような瀬で連発。7寸。


コレも魚体はすごく良いコンディションなんですが尾鰭が削れてるというか千切れてるというか。


餌はどちらもキヂに食ってきました!魚は浅い瀬にいることがわかったので、大場所だけでなく見落としがちな所にも仕掛けを入れて行きます。ただ浅瀬のドラグドリフトはなかなかムズイ。相当角度を浅く入れないと根掛りするし、その分餌が浮きやすい。。ココは試行錯誤ですな。


3つ目は10時少し前


やはり浅い瀬で、8寸強!


ピンシャンの良いヤマメっす!ホントに桂川のヤマメは幅広の良い魚が多いすね。いやー午前中でまずまずサイズが3つ!自分的には良いペース


上流の通らずまで行って折り返し。帰りは気になるところだけ打っていきますよ。入渓点近くの大場所。


流れ込みですが、典型的なY字。流れが合わさる所が良い水深。合わさる地点で餌先行で馴染むように流しますがアタらん。。思い切ってオモリを3Bと2Bとかなり重くし、タナも更に深く修正しての1流し目。上手く馴染んで流れているなと思っていると流れの合わさり地点の少し下流でコツッとアタリ!ですが掛からず。もう一度!

同じ場所でコンッ!今度はしっかり掛けました!なかなかなヒキと重量感で、魚は流れに乗って下流へ走ります。ローリングしてるのでヤマメなのは間違いない。ちょい緊張笑。なかなか浮いて来ませんが、自分も下流に下りつつ、上竿で竿をしっかり曲げて焦らすじっくり。


キタコレ!!ギリ尺いったんじゃない!?期待しながらメジャーを当てると…、そんな気がしてたの29センチ。。くーっ、残念。。でも久々に尺を期待しちゃうピンシャンの魚に出会えました!


良いヤマメを掛けてみて改めて刀の凄さを実感。胴調子なので魚のヒキをしっかり吸収するんですが、竿の上の方に力があり、上竿にしてタメていると、魚を暴れさせずにじわっと浮かせて来る感じ。『竿が勝手に仕事をしてくれる』感じなんですよね。で、最後の取り込みも驚き。手尻を50センチほど出してたので、普通の竿だと魚の頭が出ずにかなりバタつくんですが、しっかり頭が出るんです!いや、ホントにすごいなと。


初日午前はコレで満足し、昼食をとってから夕マズメ大月エリアへ。ですが1つも獲れず。大場所でコレはというアタリも何度かあったんですが。。


2日目は再度四方津エリアへ入り下流側も含めて仕掛けを流しましたが、ニジマス1つだけでその後はバラしを連発。





その後、梁川に入り大場所でまずまず良さそうなのを掛けましたが、これまたバラし。直後にデカいハヤが釣れたのでハヤだったかもですが。。。良いアタリも何度かあったんですけどねー。掛けきれず。。。


今回の釣行はかなり勉強になりました。少しドラグドリフトのスキルが上がった気がします!次はGW中になると思うので、厳しそうですが鮎が始まるまでの重要かつ期待大の1ヶ月なのでできる限り行きたいと思います!


また頑張ります。