金山町協力隊になって2年目、今年こそは銀山の中に入ってやるぜこんちくしょーめと思っていたら、山形大学のFWで谷口地区に来るということで、思いのほか早く実現することになりました。
簡単に銀山の説明をば…
※金山町にある谷口銀山は1600年前後に本格的に採掘されていた場所で、「幻の銀山」とも呼ばれていた。その所以としては当時新庄藩の隠し銀山であったことからと推測される。最盛期には銀が一日牛一頭に32貫(120kg)を7頭分、それが7ヶ月続いた。つまり毎日840kgの銀を掘り出してたというとんでもないお話。これだけ取れて隠しきれていたかどうか怪しいものだが、徳川幕府となり銀の価値が下がった頃に採算が取れなくなり閉山された。
と難しい話はこんな感じ。
自分は単純に冒険心で入ってみたかっただけですが、実際入ってみるとこの中で毎日石を削ってたとかほんともう考えられない。当時の人から見たら俺も絶対ゆとりとか思われる。
まずはのどかな山道を歩きます。
あーなんて気持ちの良いひとときなのだろう…
天気も良好、気温も上昇!
こんなドラマに使えそうな画も撮れちゃう!
こんなんとか!
途中山菜取ったりして!
そしてヘルメット被って…
はいドン。
うわぁー…当たり前だけど狭くて暗い…
しかも結構長い…
そしてダメ押しのコウモリ…
いやよく見るとかわいい…でも坑内には2億匹くらいいるから(予想)かわいくもあり、うわぁ感もあり…
普段ぶつかってくることはないらしいのですが、この日は15人くらいで入ったからパ二くった彼らがガッシガシぶつかってきます。
邪魔してごめんね…
さらに進むと…
えっ…奥になんか見える怖えー帰りてーやべーどうすんのこれ…
と思ったらただのやばい人でした…じゃなくて金山町協力隊 菅谷氏でした。
中には掘った証として様々な印が掘られていたり…
「山の神 社」と掘られていたり…
確かに作業していた証がそこにはあり。
そして82段の階段を上りようやく…
出口!!
生きてる!!生きてるって素晴らしい!
太陽!ありがとう!草木!美しい!
その安堵感からこんな気取ったポーズとかしちゃいます。
この度、担当した栗田隊員と保存会の重鎮 近岡大先生。
ありがとうございました!
栗田隊員がしょぼくれた顔してるですって?その理由は本人に聞いて下さい…いや、聞かないであげてください。
さあ終わった終わった…帰ろ…
「では続いて上級者コース行きまーす♪」
…な ん だ と !?
(上級者コースはガチでハードだったので画像ありません。一眼持っていきたくないしスマホ壊したくないし…興味ある方はどうぞ谷口銀山へお越しください……)