中国駐在日記|海外旅行と中国生活

中国駐在日記|海外旅行と中国生活

中国に駐在中の会社員です。
仕事で中国生活が始まり、2023年5月からは妻も中国へ。
中国での暮らし、中国で感じた文化や日常、そして春節休みなどを利用した海外旅行の記録を綴っています。
中国生活のリアルと、旅の記録をゆるく書いていきます。

7月12日。

 

この日は妻が一時帰国する日です。

 

出発は上海・虹橋空港。

 

せっかくなので付き添いも兼ねて、一緒に上海へ行くことにしました。

 

私の目的は3つ。

 

①妻の見送り


②上海グル
③酎ハイレモンの素の買い出し

 

完全に「ついで」がメインです(笑)。

 

朝の高鉄で上海へ。

 

昼前に到着したので、ダメ元でホテルへ行き、

 

「チェックインできますか?」

 

と聞いてみると……

 

まさかのOK!

 

これは幸先がいい。

 

ホテルの目の前には高島屋があります。

 

以前食べて美味しかったラーメン屋へ行こうと高島屋へ向かうと……

 

なんと、寿司がオープンしているじゃありませんか!

 

予定変更!

 

ラーメンから寿司へ一直線です。

 

台風が近づいていた影響なのか、お昼時にもかかわらず待ち時間ゼロ。



席に座って注文すると……

 

早い。

 

とにかく早い。

 

「まだ注文ボタン押したよね?」

 

と思うくらいのスピードで寿司が到着します。

 

しかも美味しいちゅー

 

あぁ、上海まで来て良かった(笑)。



 

そして、もう一つの目的。

 

酎ハイレモンの素。

 

前回も上海で買いました。

 

タオバオより安いんです

食後の運動も兼ねて、強くなってきた風の中を妻と歩いて買いに行きました。

 

すると今回はレモン味だけではなく、グレープフルーツ味まで発見!

 

これは買うしかない。

 

結局、1.8Lを2本購入。

 

重い。

 

ものすごく重い。

 

でも、お酒好きには筋トレみたいなものです真顔

 

ホテルへ戻る頃には、風がかなり強くなってきました。

 

「これは明日の飛行機、危ないかも……。」

 

そう思っていると、JALは早々に欠航を発表。

 

一方、妻が乗るANAは「検討中」。

 

いや、早く決めてニヤニヤ

 

私も翌日は上海グルメを楽しんでから帰る予定だったのですが、今度は高鉄の運休通知が。

 

急いで別の便へ変更。

 

すると、その便も運休。

 

さらに変更。

 

嫌な予感しかしません滝汗

 

夕食は高島屋のラーメン屋へ。



妻は体調を崩して以来、お酒を控えていたので、

 

「小さいビールにしよう。」

 

私は普通サイズを注文しました。

 

ところが……

 

運ばれてきたビールは、

 

見た目が全く同じニヒヒ



「あれ?」

 

値段は10.4元と23元。

 

でも、大きさもジョッキも泡も同じ。

 

妻と二人で推理が始まります。

 

「安い方、ノンアルじゃない?」

 

「いや、こっちの方が苦い気がする。」

 

「泡もこっちの方が細かいよね。」

 

お互い交換しながら真剣に飲み比べ。

 

完全にソムリエ気分ですデレデレ

 

ところが……

 

飲めば飲むほど、

 

妻が

 

「あれ?あれ?」

 

と言い始めます。

 

「ノンアルなのに、なんか酔ってきた。」

 

そこでようやく注文を再確認。

 



安い方を見ると、

 

『秒杀』

 

と書いてあります。

 

「これ何だ?」

 

スマホで翻訳すると……

 

『タイムセール』

 

……

 

そりゃ同じビールだニヒヒ

 

味が違う。

 

泡が違う。

 

なんて言っていたのは、完全に思い込みでした。

 

二人で大笑い。

 

店員さんから見たら、

 

「この日本人、タイムセールやってるのに、わざわざ通常価格でもう一杯注文してる……。」

 

そんな風に見えていたことでしょうニヤニヤ

 

スマホ注文の落とし穴でした。

 

そんな笑い話をしていると……

 

また運休通知。

 

今度は翌朝の高鉄まで運休です。

 

確認すると、翌日は朝1本、夕方1本しか残っていません。

 

「これは全部止まる。」

 

そう直感しました。

 

妻には申し訳なかったのですが、その日の最終高鉄で帰ることを決断。

 

急いでタクシーを呼び、上海駅へ向かいました。

 

すると車内で妻から電話。

 

「ANAも欠航になった。」

 

やっぱり。

 

妻も急いでホテルをチェックアウトし、上海駅へ向かいます。

 

先に到着した私は電光掲示板を見てびっくり。

 

翌日の便、

 

ほぼ全滅チーン

 

「あの時帰る決断をして正解だった。」

 

ホテル代1泊分は無駄に。

 

朝食付きプランも食べられず。

 

ちょっともったいなかったけど、それどころではありません。

 

そして妻はというと……

 

改札締切ギリギリで到着!

 

本当にギリギリ。

 

あれは焦りました。

 

結局、妻の帰国は1週間延期。

 

 

7月18日、再び上海へ。

 

今度は「送って、ご飯食べて帰るだけ」の日帰りプランです。

 

……もちろん昼ご飯は濱寿司ウインク

 

今回は一人だったので、すぐにカウンターへ案内されました。

 

マグロ。

 

ネギトロ。

 

またマグロ。



最後はうどん。



最近は回転寿司へ行っても7~8皿で十分だったのですが、この日は何年ぶりかに10皿超え。

 

まだ胃袋も若かったようです(笑)。

 

そして最後に衝撃の光景。

 

隣の女性がラーメンを食べきれず、お持ち帰り用の容器を受け取りました。

 

「ラーメンを入れるんだな。」

 

と思って見ていると……

 

なんと、その容器にラーメンだけでなく寿司を2皿分投入。

 

「えっ!?そっち!?」ポーン

 

思わず二度見。

 

ラーメンのスープが入っていた容器ですよ滝汗

 

「残り汁にご飯」は分かります。

 

でも、生のお寿司は予想外でした。

 

中国生活も4年目。

 

もう驚くことは少なくなったと思っていましたが……

 

まだまだ修行が足りないようですデレデレ

天津最後の夜。

 

同僚おすすめの日本料理店へ向かいました。

 

 

 

予約もしていなかったのですが、

 

「さすがに大丈夫だろう。」

 

そう思っていた……

 

甘かった。

 

開店して間もないというのに、すでに満席。

 

天津って、こんなに日本人がいたんですね(笑)。

 

少し待って席へ案内されると、周りから聞こえてくるのは日本語ばかり。

 

中国にいることを忘れてしまいそうです。

 

同僚が、

 

「ここのうどんは美味しいですよ。特に出汁が。」

 

と絶賛していたので、迷わずつけ牛肉うどんを注文しました。

 

 

そして、一口。

 

「……これは旨い。」

 

付け汁なので少し濃い目ではありますが、出汁の香りがとても良い。

 

正直、私が住んでいる街で食べるうどんより、はるかに美味しかったです酔っ払い

 

日本料理店というと、「海外だから仕方ない」と思うことも少なくありません。

 

でも、このお店は違いました。

 

天津には多くの日系企業が進出していることもあり、日本人の舌に鍛えられているのでしょう。

 

思わぬところで、今回の旅一番の「美味しい!」に出会えました。

 

 

 

翌朝。

 

楽しかった天津旅行も、いよいよ最終日です。

 

タクシーで天津空港へ向かいます。

 

帰りももちろんビジネスクラス。

 

「今日はビジネスクラスらしいサービスを満喫するぞ。」

 

そんな期待を胸にチェックインカウンターへ向かうと……

誰も並んでいません。

 

エコノミーも。

 

ビジネスクラスも。

 

行きと全く同じ光景です(笑)。

 

もう笑うしかありませんニヤニヤ

 

それでも今回は、ラウンジだけは違いました。

 

ようやくプライオリティ・パスでは入れない、本当のビジネスクラスラウンジです。

 

「おお、今回は当たりだ!」

 

と思ったのですが……

 

機内食を楽しみにしていたので、ここでは食べるのを我慢。

 

これが後から思えば、最大の判断ミスでした(笑)。

 

搭乗までの時間は、スマートフォンでワールドカップ観戦。

 

ちょうど日本対チュニジア戦です。

 

前半で日本が2点を決めたところまで見届け、

 

「よし、今日は大丈夫だ。」

 

と安心して搭乗口へ向かいました。

 

……そして、また始まっていました。

 

搭乗が(笑)。

 

今回もあと数組しか残っていません。

 

「もう慣れた。」

 

そう自分に言い聞かせながら、最後のほうで機内へ。

 

ある意味、一番落ち着いて搭乗できました。

 

そして、いよいよ最後の楽しみ。

 

ビジネスクラスの機内食です。

 

行きは軽食だったので、

 

「帰りこそ本番だろう。」

 

そう期待して待っていると……

 

客室乗務員さんが運んできたのは、

 

デザート。

 

サンドイッチ。

 

以上。

 

……

 

あれ?

 

これ、行きにも見たような顔ぶれですね(笑)。

 

 

 

結局、最後まで

「ビジネスクラスらしい豪華な機内食」

には出会えませんでした。

 

今回の旅で分かったことがあります。

 

ビジネスクラスは、確かに快適です。

 

座席は広いし、足も伸ばせる。

 

荷物も早く出てくる。

 

でも、優先チェックインも、優先搭乗も、ラウンジも、

タイミング次第では、思っていたほど「特別感」はありませんでした(笑)。

 

ただ、それでもまた乗りたいと思ってしまうのが不思議です。

 

次はもっと長距離路線で、本当のビジネスクラスを体験してみたいですね。

 

……コルセット持参で(笑)。

 

今回初めて訪れた天津。

 

正直に言うと、京都や成都のように「ここだけは絶対に見てほしい!」という観光地がある街ではありません。

 

でも、中国では珍しくヨーロッパの街並みが残り、歴史を感じながらゆっくり散策できる、落ち着いた雰囲気の街でした。

 

そして何より、3年半ぶりに同僚ご家族と再会し、一緒に笑って、美味しい食事を囲めたこと。

 

それが今回の旅で、一番心に残った思い出です。

 

旅の楽しさは、有名な観光地だけではありません。

 

「誰に会いに行くか。」

 

それも旅の大切な目的なんだと、改めて感じた天津旅行でした。

さて、次回はいよいよ三国志ファンの聖地へ。

 

赤壁、夷陵、襄陽……

 

まだまだ行きたい場所はたくさんあります。

 

中国生活4年目。

 

私の三国志古戦場巡りは、まだ始まったばかりです。

午後になると、朝までの曇り空が嘘のように晴れ渡り、気持ちのいい青空が広がってきました。

 

「これは散策日和だ!」

 

ということで、天津観光最大の目的地、五大道へ向かいます。

 

五大道は、天津へ来たら一度は訪れたい人気スポット。

 

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、イギリスやフランスなど各国の租界が置かれたことで、今でもヨーロッパ風の洋館が数多く残っています。

 

「中国なのにヨーロッパ。」

 

そんな少し不思議な景色が楽しめる場所です。

 

タクシーで五大道の中心にある民園広場を目指したのですが……

あと少しというところで大渋滞。

 

運転手さんがバックミラー越しに、

「ここからは歩いた方が早いよ。」

 

と一言。

 

確かに車はほとんど動いていません。

 

素直に途中で降りて歩くことにしました。

 

入口まで来ると、観光客が本当にたくさんいます。

 

どうやら連休中は、天津市民だけでなく北京など近隣からも多くの人が訪れるそうです。

 

そんな入口で見つけたのが、観光馬車

 

image

 

「歩くには広いし、まずは馬車で一周してみよう。」

 

image

 

これが大正解……だったのかどうかは、今でもよく分かりません(笑)。

 

馬車に揺られながら洋館を眺める。

 

image

 

本来なら、映画のワンシーンのような優雅な時間になるはずです。

image

 

ところが現実は……

 

前にも車。

 

横にも車。

 

後ろにも車。

 

馬車も車道を走るので、見事に渋滞へ突入。

 

優雅どころか、

 

「馬も大変だなぁ。」

 

という感想が一番最初に浮かびました(笑)。

 

それでも、ゆっくり進んだからこそ建物をじっくり眺めることができたのは、ある意味ラッキーだったのかもしれません。

 

本来15~20分ほどのコースらしいのですが、気付けば約30分。

 

「時間が長くなったから、お得だった。」

 

そう思うことにしました(笑)。

 

馬車を降りて少しだけ街を歩いてみます。

 

レンガ造りの洋館。

 

image

 

大きな並木道。

 

image

 

おしゃれなカフェ。

 

image

 

ところどころに残る歴史ある建物。

 

確かにここだけ切り取ると、中国というよりヨーロッパの街を歩いているような感覚になります。

 

私は中国各地を旅行していますが、こういう雰囲気の街は初めてでした。

 

天津ならではの魅力と言っていいと思います。

 

ただ……

 

人が多すぎる(笑)。

 

image

 

「のんびり街歩き」を楽しみたい場所なのですが、この日はとにかく大混雑。

 

写真を撮ろうとしても、必ず誰かが写り込みます。

 

image

 

「今日はみんな家でゆっくりしてないんだなぁ。」

 

いや、自分もその一人でした(笑)。

 

結局、奥様とカフェでひと休み。

imageimage

 

街並みを眺めながらコーヒーを飲む時間が、一番贅沢だったかもしれません。

 

本当はこの日の夕食は、五大道にあるステーキハウスへ行く予定でした。

 

ところが、あの人混みを見てしまうと……

 

「もう一度ここへ戻る元気はないね。」

 

夫婦そろって意見が一致。

 

予定変更です。

 

そういえば昨日、天津に住む同僚が言っていました。

 

「日本料理なら、あそこが一番ですよ。」

 

その言葉を信じて、教えてもらったお店へ向かうことにしました。

 

これが今回の旅行で、一番驚いた食事になるとは、この時はまだ知る由もありませんでした。

 

次回、天津最後の夜。

 

「中国でこんなに美味しいうどんが食べられるの?」

 

そして、最後まで期待を裏切り続けるビジネスクラスの結末とは…(笑)。