夫からの電話は、愛犬が私の退院まで持ちそうに無い。外出が出来るなら、会いに来た方が良いと言う内容でした。

看護師さんに愛犬が危篤であり、外出はできないでしょうか?
お兄ちゃん先生に連絡を取って貰い外出許可が出ました。

夫に連絡を取って自宅に帰りました。
私が入院する前は水とフードを少し自力で取れていましたが、もう、水を飲まなくなっていました。
一度、獣医さんに診て貰おうと、動物病院に連れて行きました。
元々14キロあった体が10キロ無い位に痩せてしまい、撫でる手に骨が当たります。
そして、動物病院で愛犬は息を引き取りました。
14才、心臓の癌でした。分かったときにはもう、手遅れの状態でした。癌が分かって亡くなるまでの1ヶ月半は家族に協力して貰っての愛犬の介護生活でした。

人が大好きで、耳やシッポを引っ張られても困った顔をするだけ…。近所の子供さんのワンコの初タッチにかなりの貢献してくれました。
それ以上に私にとって、親友でした。知り合いのいない土地に嫁ぎ、寂しい思いをし、子育ての大変な時期、私の心を支え癒してくれました。

優しい愛犬は、私が外出


出来るようになるまで頑張って待ってくれていました。 
別れが近いことを覚悟していたつもりでしたが、悲しくて寂しくて涙が止まりません。

動物病院の帰り、旦那が愛犬をだびに荼毘に付してから連れて帰ろう。と…。猛暑が続いていたのと、子供達に、亡くなった愛犬の姿を見せたくない。夫なりの気遣いでした。

動物病院と、自宅の中間に動物霊園があり、運良くすぐに葬儀をして貰えることになりました。
キレイな海が見える葬儀場で、雲の切れ間から日が射し、海がキラキラと光っていました。
愛犬の体が骨になるまで、おおよそ1時間半、待っている間にだんだんと、体が重く、だるくなってきて、待合室のソファに横になりました。
愛犬の骨も少しだけ拾い、殆ど、夫に拾って貰いました。
自宅に愛犬のお骨を持ち帰り、簡易仏壇を作ってから、病院に帰りました。
病院のベットに横になり、頭から毛布をかぶり、声を殺して泣きました。
ご飯中も、歯磨きをしていても、シャワーを浴びていても、涙が出てくる状態でしたので、看護師さんに心配をかけました。(済みませんでした)
気持ちを切り替えるために、愛犬の絵をひたすら描いていました。そうすることで、少しづつ落ち着きを取り戻してきました。

しかし、あの発作的な骨盤の痛みが出てきたのです。
もう、手すりを持たないとローカは歩けない、今までの中で1番キツイ痛みがやって来ました滝汗