10年以上前から、右足の親指の付け根の痛みがありました。最初は歩きすぎたら痛む頻度。あまり気にかけていませんでした。


いたみがだんだん強くなってきても、その頃は、掌蹠膿疱症性骨関節炎の痛みもあり、掌蹠膿疱症が治れば痛みがとれると思っていました。

しかし、掌蹠膿疱症が良くなっても右足の親指の痛みは良くならず、再就職した頃から、だんだん痛みも強くなり、腫れるようになってきました。靴もワンサイズ大きくしないと履けなくなり、痛む足を庇うせいで腰痛になる頻度が増えてきました。

近くの整形外科でレントゲンを撮り、親指の付け根の関節が変形している。痛みを取るには関節を動かないように針金で固定する方法しか無いと説明されました。痛み止めを飲んで誤魔化しながら、固定する手術はもっと何年も先のことと考えていました。


しかし、痛みと腫れは日々強くなり、痛み止めも効かない日が増えてきました。

私の仕事は立ったりしゃがんだりする事の多いので親指の関節を固定すると仕事に支障が出ることになる。どうにか出来ないかと思い、自分の症状を調べだしました。


検索し『強剛母趾』と言う言葉を初めて知りました。そして足の専門の整形外科の医師がいること、関節を固定する以外にも治療があることもわかりました。
そして足の専門の整形外科のいる病院を受診しました。しかしそこでも「あなたの関節の状態では痛みを取るには関節を固定する方法が良いでしょう」と説明されたのでした。