3日前の夜、書類整理をしていたら元職場の上司から結婚するときにいただいた絵手紙が出てきました。
元上司は当時84歳のおばあちゃん。
わたしたちは菜の花が咲く季節に結婚しました。
〇〇様のところに、わたしとオットのフルネームが書かれているのですが、なんか違和感があるなーとおもったら、オットの名前が間違っていました。
オットの名前を仮に石田純一とします。
そこには、石橋清一(仮)と書かれていました。(最初と最後だけ正解)
当時のわたしはそのことに気づいたのかすら覚えていないのですが、それを見て大爆笑。
退職するときに、たまにはお茶しにきてね。
と言われたのですが、コロナ禍のため3年ちかく会うことができず、オットと久しぶりに会いたいねぇなんて話していたんです。
そしたらその翌日、元上司が亡くなったと連絡がありました。
わたしが手紙を見つけた日の早朝に、息をひきとったそうです。
これを虫の知らせと呼ぶのなら
最期に笑顔を届けてくれた元上司らしい計らいだとおもいました。
実は元上司から、6年前にTシャツをもらったのです。
孫みたいに可愛がってもらったから断れなくて、捨てられないからどらに着せてみました。
このTシャツを着たどらと猫好きだった元上司がふたりでいっしょにいるところを想像して、胸がいっぱいになりました。
蘇る記憶。思い出がまたひとつ深く鮮明に心に刻まれました。
心からの感謝と敬意を込めて。