[11歳の長男から10年後に届いた手紙] | ユリの木の下で

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■岐阜県庁が募集した「10年後の自分」あてのハガキだった

ハフポスト日本版は、

この男の子の父親で岐阜県議の伊藤英生さんに取材した。 

それによると、

 

今回のハガキは

岐阜県庁が2011年に「地球温暖化防止普及啓発事業」として、

県内の小学5年生から募集した

「10年後の僕に・私に誓う!ぎふエコ宣言」のものだった。

当時、伊藤さんの長男が通学先の小学校で応募したとみられる。

 このハガキが書かれたのと同じ小学5年生の冬、

11歳だった伊藤さんの長男は水難事故で亡くなった。

 

当時の新聞報道では木曽川の河岸で友人らと遊んでいたところ、

川に落ちたサッカーボールを拾おうとして川に入ったと報じられている。

 

 

 

 

 

 

 それから約10年後。

岐阜県庁が2021年7月下旬から、

投函した児童にあてて簡易書留で返送していた。

伊藤さんのもとには、2021年8月7日に長男からのハガキが届いた。

 

 

 「エコ宣言」のハガキの裏面には

宣言などを書く欄があったようですが、

ご長男は何か書かれていましたか?

 色々書いて消した跡がありましたが、

>涙

自分の事は・・涙涙判らない涙涙

なんか予感が・・

最終的には「弟達は今何をしている?」のみ書いてありました。

>自分はどうなってるか何をしているか判らないけど

弟たちの事を思っている

どうしていいか判らない

此の事涙涙

どうか

安らかに

天から

皆を

家族を見守ってあげて下さいね

ずっとずっと

長男だから

力居るね

 

 

あれから10年の歳月が流れ、

少しずつ長男が生きていたことが世間から忘れられつつあるのではないかと気になっていました。

そんなタイミングで

この手紙が届き、

彼が生きていた証みたいなものを残したいと思い、

迷いはありましたが投稿しました。

想像以上の反応で驚きましたが、

同じように親族を無くされた方から励ましのお言葉を頂くなど、

SNSでも

人のやさしさに触れることが出来るんだなと

感謝しています。

 

 

 

 

*********

 

 

 

 

亡くなった長男の分まで、妻と弟達としっかりと人生を歩んでいきたいと思っています。

>ほんとうに

親は何時まで経っても忘れることは出来ない子の事を

悲しみを胸に置きながら毎日生活していると思う

SNS

色々云われているけど

本当に良かったです

長男さん

きっと

天で喜んでいると思います

ずっと

親兄弟を思っているんだね

本当に優しい子です

宝ですね

ご両親様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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