星組『記憶にございません』『Tiara Azul -Destino-』観劇感想③ | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

の続き右矢印

 

 

セット、演出の話。開演前のポスター画像。あれは必見ですね!

ナウオンを観る限り、個人個人で考えたんだろうか?星組生がいちいち愛おしい。

あれ、ポスカ売ったら絶対売れるだろうに、そういうところは相変わらず商売があせる

 

特筆すべき凝った演出というのはそれ以外にはなかったか。

いちいち昭和なのは、もう原作がそうだから仕方がない。。。と思いつつ、

あれ?映画の方ってそんなに演出昭和昭和してたっけ?っと我にも返りつつ(笑)

 

啓介と聡子のW不倫のシーン。上下に分けて同時進行させるのは、

上手い事やっているなと。お互いが見えないので、合わせるのも大変そうですね。

状況はちがうのに、男性陣がシンクロしてアワアワしているのが面白い。

 

元々そんなに人数のいる芝居ではないので、その辺は田原坂46と

SPたちで人数を稼いでいたり。田原坂46は舞台ならではの存在ですね。

なんで田原坂なんよともなりますが。プログラムに三谷先生がいろいろと

言ってくださってますが、絶対そんな深い理由はないと思う。

 

そういえば、プログラムでは三谷幸喜が舞台は観に行かないと言ってましたが、

ちょっとそれはそれで寂しい・・・けど気持ちも少しわかる。

 

話を戻して。SPの人数がわっと出てくるところなんてベタベタな演出ですが、

それにフフッとなってしまうのが悔しい(笑)SPの長がさきっぽだからか、

細かいところまで笑いの指導が入ってるんだろうなとw

大希君がSPとして初仕事したシーンもハリセンどこで持っとったんかーいと。

さきっぽ好きとしては、今回彼女のエージェンシー力が思う存分発揮されてて嬉しい。

 

映像も使われてはおりますが、背景として埋没していたイメージ。

フリー素材の画像がバンバン出てきたときはちょっとおいおいと。

まぁ、、おのだっちの映像は反則なんよ(笑)おのだっちは全部反則ですが。

 

そんな、色々思うところのある演出ですが、最後の記憶を取り戻すところでやられた。

身内ネタって言ってしまえばそうですが、二人の軌跡の振り返りに愛を感じますね。

(わざわざグルジアって言うところは、そういうとこやでと思いましたがあせる

 

インドでは自転車を直し(『RRR』)、ジョージアではダンスを踊り(『ディミトリ』

キラキラ星を連弾し(『ロック・オペラ・モーツアルト』←国名言ってましたっけ)

バスティーユ監獄に行き(『1789』←何しに行ったw現在は広場になっているらしい)

エジプトでは生き埋め(『王家に捧ぐ歌』本当に何があったww)

 

このシーンじゃないですが、聡子がワインを所望するシーンは

めぐあいのアンジェリカっぽさがありましたね。やっぱり意識してか。

 

最後も大団円で、終わりよければすべてよし!な気持ちになれます。

結局、ハッピーじゃなければエンドじゃない!ってところですね(笑)

 

 

衣装、音楽について。星組は久々の現代もの。近代物もほぼほぼないので、

こんなにがっちりスーツなのは『ベルリン我が愛』以来でしょうか。

まぁ、『食聖』も現代ものか(笑)スーツはエリックぐらいでしたが。

久々にスーツでかっちり???決めている星組生は新鮮でかっこいい。

 

政治家たちのビジュアルは、どこか皆おかしいのですが(笑)

あれは先生指定なのか?自分たちで考えてやっているのか?

舞台稽古では笑い好きて、きっと芝居にならなかったに違いない。

 

アメリカ大統領へのおもてなしがハッピを着てなのが

いかにもステレオタイプなのですが、もしこれが本当なら?

と思うと、ちょっぴりぞぞっとする。

ただ、るりはなにハッピを着せたのは大正解!めっちゃかわいい!!

 

ナンバーは曲数は多くなく3つ4つのメロディを回して使っている感じ。

まぁ曲調もやっぱりなんとも昭和(何回目)なのですが、

割と耳残りがよく、「献金マーンボッ、ウッ!」なんてついつい口ずさんでしまう。

 

続く