昨日のありビルver配信を見ました！
発表のあったときはまた『ミーマイ』？とも思いましたが、されど『ミーマイ』
古さは感じられるし時代にそぐわない言い回しなのでは？と思う部分もありますが、
このハッピーなミュージカルは何度見ても幸せな気持ちにしてくれます。
特に今は・・・何も考えずに幸せな気持ちに浸してくれるこの演目に
どれほど気持ちが救われたか…（今日の『My Last Joke』はまたまたヘビーでしたが
）
所々演出変更（ってほどもないですが）があり。
サリーの歌は少し１曲辺り増えてる？２幕のタップで無音になったときは
まさかの音声トラブルと思いましたが、どうやら演出の一つみたいですね！
『１７８９』で培った足力が(笑)いかんなく生かされている星組生。
ビルがサリーを探すシーンも男性陣が増えてる？気がしました。
印象に残った人たち。
ジャッキーの極美ちゃんwどの紳士たちよりも背が高い(笑)手足も超長で顔ちっさ！
笑ったお顔がとてもキュートでした！歌も無理なくて、ついつい目を引く存在。
マリアおばのほのかちゃん。またまたふり幅大きく、ソレーヌとはガラッと変わって
品のいいばあさま。今までのマリアおばの中で一番動きも激しかった気がする(笑)
さきっぽじいちゃん。チャーミングでニコニコと笑いながら椅子に座ってる姿が
サリーと一緒に踊るところは本当のおじいちゃんと孫といった風で素敵でした。
ありビル。台詞の言い回しとかどこか天海ビルを彷彿としましたが、天海さんもそんなことある？
むちゃくちゃだけど愛嬌のあり、下町訛りでもどこか品を感じさせるビルでした。
今回の一番の功労者は何て言ったってなこちゃんでしょう。
かわいらしくて、賢くて、でもずっとどこか我慢しているような涙を湛えた目に
礼君が留守にしている間任せてくれと言わんばかりの堂々たる舞台姿。
あり君、マイティ、極美君、ぴーすけ。多くの男役スターと対等、それ以上に輝いているサリー。
一歩引き男役を立てるだけが娘役芸じゃないと改めて実感しました。
芝居だけじゃなくフィナーレでもトップ娘役としての重責を跳ね返してくれてました。
ロケットでは羽根を背負ってのダルマ姿で堂々とゼロ番に立ち（まさかりら様までロケットに）
そのあとはまさかそのまま一人で踊るのかと思うくらい。礼君の不在の間を守るなこちゃんの
献身と力強さ、そしてサリーの気持ちにも通じる寂しさも感じたりして。
バウ星組もですが、本当に星組が充実期にあるなと感じ。
そして一方今まで以上に礼君がいない寂しさも感じ…
星組生が全員集まる大劇場が待ち遠しくてなりません。