星組大劇『GOD OF STARS』『Éclair Brillant』感想⑪ | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

⑩の続き右矢印

 

続いて未来を創る登り龍。大金星ホープとそのCEO付近。

 

前記事中華料理学院を途中で逃げ出したロンロンは、大金星グループのシェフとして

働き始めますが、毎日毎日包丁研ぎばかり。自分は首席だったのに(途中だけど汗

そんなロンロンに転機が来ます。トップシェフのホンの代わりを務めることに。

 

それでもホンの大きさに自分の実力以上を出し切れないロンロン。

しかし一人の女性に出会うことで大きく成長します。アジアのトップアイドル、クリスティーナ。

彼女との出会いがロンロンを料理人として大きく成長させます。

今まではホンが作ってきたレシピをそのまま作っていたのが、ホンより美味しいものを作ろうと

鋭意努力してきたんじゃないでしょうか(クリスティーナはホンの味知っていますしね)

 

そんなロンロンの様子を温かく見守っているエリック。一見クールに見えるエリックですが、

ロンロンの大ナンバーで一緒になってはしゃいだり、そもそもホンの記憶を取り戻そうとしたり

ネックレスを大事に保管したり、最後の食聖コンテストでロンロンに票を投じたり。

かなり情に厚いというか、クールに見えて冷徹になり切れてないところが好きドキドキ

だから、最後美味しいところを持っていっても憎めないしたたかさがありますねグッド!

 

ただ一つ思ったのは、エリックがホンを想って記憶を取り戻そうとネックレスを

調べて大事に保管していたわけですが。結局あれが魔界GPSでホンに返した途端に

反応したわけなんですが。エリックが持っていなかったら即座に

ホンは魔界に帰れたんじゃなかろうかと(笑)まぁそうなるとホンは

まったく反省せず性格の悪いwヤンチャな王子のままなわけなんですが。

 

進化したロンロンはホンとシンガポールで対面。と言っても本質はそう変わらないので

ホンに凄まれたらつい尻込みしてしまうんですが。。元々持ってる技量は一級品。

ずっとまぶしい存在だったホンに対し倒せる存在として勝負を挑んだ時点で

彼の成長がうかがえますし、満漢全席の作り方を知らない時点で

ホンよりロンロンの方が料理人としての技量も上だったんでしょう。

 

しかしそれで決着つかないのが物語。昔はホンもわからなかった心。

“誰かの為に作る料理”これが純粋にクリスティーナの為に作る料理だったら

技量で勝るロンロンに勝配はあがっていたかも。でも、ロンロンは

クリスティーナに恰好をつけるためにホンより豪華な料理を作った。

それではホンの“誰かが誰かを思う心の餃子”には勝てない。

 

勝負に負けたロンロン。しかしホンの心、クリスティーナの愛に触れて

彼もまた“料理とは何か”に行きつき、真の食聖となる。

まるで紅さんの心を継ぎ、舞空ちゃんという大切な相手役に出会った今の礼君みたいに。

技量的に他の追随を許さない“彼”だけれど、きっと相手と周りと支えあいながら

新しい“場所”を作っていくんでしょうね。その時はクリスティーナと一緒に

ホン(紅)以上に幸せになってほしいと思う。(彼はロンロンでもあり礼君でもあり)

 

それにしてもちゃっかりミセス・チャンをものにしているエリックさんがスマートかっこいいアップ

お互いどこを好きになったのか聞いてみたいけれど(笑)(特にエリック)

元々は料理人のエリックの手料理を食べながら「美味しゅうございました」って言うのかなにひひ

 

 

他ざっくりと。ご当地アイドルパラプリ。皆イケメンなのにどこかそこはかとなく

売れないオーラが出てる残念アイドル。まぁ売れないのはタン・ヤンのマネージメント能力も

若干残念なところもあるからなんですが(笑)(グループの姉御としては完璧なんですが)

CDジャケットも新しく作った衣装(ちえさん武道館)も若干残念汗

 

パラプリのリーダーニコはアイリーンの従兄でタン・ヤンとは友人(仕事仲間)以上

恋人未満な関係。どちらかというとタン・ヤンの方がニコの事が好きだけれども、

ニコが鈍感で気づいてないみたいですけれどね。そんな二人も物語ラストは

めでたくカップルに!タンヤンとニコがそっとタンヤンのお腹に手を当ててるのはそういうことか?

 

そのニコ君。ポジティブなんだかネガティブなんだか、子供っぽいのにふと見せる

大人な表情とか、どんだけホンに弄られてもめげない所とか(笑)まんま

せおっちじゃないのと思うくらいの小柳先生の宛て書きっぷり(多分今作一番)

そのニコ君の一番のショットはなんて立って天界(最早ニコ君ですらない)

あの紫長髪がこれほど似合う人はいない!次大劇『眩耀の谷』のビジュアルも期待!

 

あのアイリーンをノックダウンさせる力量を持ちサッパリとした性格の持ち主ながら

パラプリ達やアイリーンの姉的、むしろ母親ポジションなタン・ヤン。

アイリーンを送りだすときの芝居もですが、なんて立って一番はオタ芸爆踊り(withニコ両親)

 

世界的歌手クリスティーナ。登場時から圧倒されるオーラと華やかさ。

一見クールビューティーに見えても出会ってばっかりのロンロンの暴走を温かく見守ったり、

食聖対決ではロンロンを応援し出て行った彼を心配になって追いかけたりと情に厚い・・・

かと思いきや、彼女の方もロンロンに一目ぼれしていたというオチ得意げ

あんな有名人のハートを射止めるだなんて、世界中の眼鏡男子に恨まれそう(笑)

 

結局クリスティーナも芸能活動を引退しロンロンの店を手伝うことに。って

それだけでもお客さんわんさか来そうですけどねにやりアイリーンとタンヤンとも

気の合いそうですし、三人で女子会開きそう(時折キティーが愚痴を言いに来る)

 

エクリプスのメンバーも実はアジアで選抜したアジアサイズのビッググループ。

一部歌唱力が、、、ですが汗アイドルだからいいのかな?ビジュアルは満点!

(衣装は『カサノヴァ』の時の小ねこちゃん達ですね)個人的にCherryが一番アイドルっぽい。

 

パラプリにしろエクリプスにしろ、個人個人でなにか場面があるわけではないですが

グループ芝居でチョイチョイ小芝居をしているのが楽しい!出番も割と多いですしねグッド!

一番個性が出ているのが、やっぱりラストでそれぞれのグループが

引っ付く所でしょうか?あちらこちらでカップルのやり取りされててやはり目が目

 

 

何かと紅さんと絡むことが多かったあんるちゃんは今回は愛人(恋人)役。

必殺技は手のひら返し(笑)それを嫌味なく演じ。ダイスのナンバーでは濃厚な絡みがキスマーク

 

オームの世界からやってきたヴィミーちゃん。あの人本当に年齢不詳叫び

オームの時はその美声を披露する機会がなかったですが、今回はソロもグッド!

 

他審査員たち、ロンロンの助っ人シェフ、TV関係者、小林寺関係者、菩薩たちetc。

本当にどのキャラも色濃くて、そのサイドストーリーまでついつい考えてしまう。

セリフや出番が少ない“キャラ”も死んでないのが、この作品の魅力の一つでもありますね!

 

 

続く右矢印