星組大劇『GOD OF STARS』『Éclair Brillant』感想⑥ | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

の続き右矢印ショーの感想です

 

構成について。大別してプロローグ・中詰・フィナーレに各々の間に二つ大きなシーン。

以上の5部構成ですので、一つ一つのシーンは長めに割かれています。

雰囲気は同先生の『ブケタカ』にも似ていますが、こちらの方が全体的に統一感ある感じですね!

(なんせほら、『ブケタカ』はそもそも中詰からして衣装がバラバラでしたしw)

 

幕開きは斜めに光が一閃すると紅さんが銀橋から登場。おぉ~っと歓声が。

2階席からだとわかり辛かったんですが、ぼんやり白いシルエットで光るのが良いですね!

 

ここからのフォーメーション、初見の時は変わっていると思っていたら銀の薔薇を

かたどっていたんですね!前列から次々とお辞儀?するシーンも2階だと綺麗。

早いフォーメーション展開があったり、銀橋で歌い継ぎがあったり、客席降りがあったり。

途中のリズムインといい、なかなかに“攻めている”プロローグです。

 

そこから紅さんが一人残って「♪ひとり星の下で」同じように一人で銀橋で歌うのは

『ブケタカ』の時もありましたが、こちらのように優しい曲調の方が紅さんに合ってますね!

(キキキ~♪はちょっと色々ビックリしたし汗)その日その時々によって、

朗々と歌い上げてくださったり語りかけるような歌い方だったり。

柔らかい空気で劇場中を埋めてくださります。愛おしそうに劇場を眺める紅さんの表情も素敵!

 

礼君の“風の精”『ブケタカ』では礼君(カイ君)が人間で娘役が妖精さんでしたが、

今回は舞空ちゃん演じる少女に風の精がちょっかいを出して恋に落ちるお話。

ここの二人のユニゾンっぷりがすさまじい!呼吸すら全く同じなんじゃないかと思うくらい。

まだまだ先の話、、、ですが、二人がどんな踊りをこれから魅せてくれるのかが楽しみ。

それにしても、舞空ちゃん×お花屋さんで「ハンナのお花屋さん?」とひそかに思ってしまう(笑)

 

中詰め最初は紅さんセンターの「♪エル・クンバンチェロ」ガンガン系ではなく

どちらかと言ったら大人っぽいアレンジですが、そこは星漢オラオラで押してくれますメラメラ

しも君やりっひーなど、次世代の星組をどんどん引っ張ってくれるメンバーが

ここら辺に入ってくれるのは頼もしい限り!センターが紅さん、まお君、しどー君。

異動を含め次の大劇場には居ないのかと思うと・・・激しいシーンなのに涙しょぼん

 

あーちゃんセンターで「♪黒い天使」『エストレ』の時もでしたが、あーちゃんは

やはり娘役にしろ男役にしろ従えてきて強気で踊るのがよく似合う!

一度だけ黒髪ショートに出会いましたが、それもよく似合いますよね音譜

キーが元々低いので、この楽曲チョイスも酒井先生流石だと思いました。

 

くらっち、ぴーすけ、極美君による「♪おいしい水」くらっちが生き生きと男役を

従えてきてくれますアップくらっちの歌声が結構好きなので、ここだけしか

歌うシーンが公演全体でもなかったのが少し残念。ここだけではないんですが、

ラテンの紳士朝水先輩があまりにカッコよすぎて、ついつい目を奪われてしまいます。

 

天寿君のソロ「♪ブエノスアイレスで私は死のう」歌詞も詩的で美しいのですが、

それ以上に天寿君の歌声仕草が美しすぎる!ほとんど動きはないのですが、

指先までピーンと神経が張り巡らされているというか。パンと叩く振りが好き。

勿論前の3人も見るたびに見せてくれる物語が違うので色々と書き立てられる。

そして、毎度毎度の礼君の屈伸技とあーちゃんの反り技に目を見張る。

ここはね、、、、正直千秋楽にはどうなってしまうんだろうと今から心配になってしまうしょぼん

多分動いている3人以上にキツイのは歌い上げるてんてんだろうな(涙)

 

中詰ハイライトの「♪The Gift」しっとりしたシーンから再びリズムインで

一気に気持ちが高揚しますね!銀橋に出てきてスカートをヒラヒラさせる振りが好き

からのせおっちがせお史上最高に色気を出しての(笑)「♪マシュケナダ」

といえば紅船長さんを思い出しますね!あの時は物語仕立てでしたが、

歌詞も「ディーアディーアオー」だけですから(笑)せおっちの色気だけで勝負!

押しの強さといい、歌そのものといい、せおっちの成長を感じられる場面です。

 

 

続く右矢印