①の続き
主な変更点について。
1幕映画撮影の火事でオームがシャンティを助けるシーンでは上着をかけて庇ってあげます。
確かに東京のときは、あれじゃシャンティも火傷するやろと思っていたので。まぁ東京では
火事の迫力がなさ過ぎて紅さんの一人コントみたいでしたが火の迫力も増してました。
シャンティとのデートシーン。東京では映画のセットでキャッキャ遊んでいましたが
(『雨唄』を想像してもらえれば)原作準拠とはいえセットすが少ししょぼい。(まぁ、それを
せおっちパップーがけなげに粉雪降らせてたりするのがかわいかったんですけど)
映画ではほかにもスノードームの中で踊るシーンがありましたが、今回はこちらを採用。
より幻想的(というか宝塚的というか)になり、重要アイテムのスノードームも生かせてるかと。
2幕、オームの楽屋にシャンティの幽霊が出てくるシーン。前回はいきなり幽霊登場でしたが、
今回は意味ありげにスノードームが置いてあり、オームが何気なしに触ってみると
シャンティの幽霊が登場。ラストシャンティの幽霊が成仏した場所にスノードームが
置いてあることを考えるといい伏線か(それかスノードームに憑いているのか化けてるのか)
後半に見たので最初からそうなのかはわかりませんが、アドリブシーンの増量化。
前回はオーム母とサンディだけでしたが、パップーや使用人のアンワルさんまでやることに。
観た回ではボルトがガトリンに負けた時で、ボルトのポーズ、マンモス狩り、スイカ割り。
真ん中でガヤガヤやってる端でめちゃかっこよくボルトのポージング(左右)決めたり
マンモスになりきるアンワルさんがとても好きです(しかもバイトでは超絶イケメン)
あと些細な部分ですが、オームの髪型や衣装(新調ですよね)リシ君のひげ。当然ながら
演者が変わるので(配役が変わってない人も)受ける印象も結構変わるものですね。
何より大きな変更点はフィナーレの追加。東京ではカテコのみだったのですが、普通に
時間とってのフィナーレになるのかと思いきや、同じようにカテコまでは一緒でいったん幕。
これで終わり?と思ってたらまた幕が上がって(よくある)振り付け講座が始まります。
この振り付け講座は紅さんの気分で指されるらしく(といっても観た回入れても残す3公演
だったのでほとんどの人が済ませてしまってたのですが)ちなみに先生はやる気、元気、天希君と
彩園ひなちゃん。天希君、まさかの平野ノラ風解説で相当テンション高く説明(笑)
ひなちゃん緊張のせいか普通に説明だったので「ひなちゃん、そういうときはのんねんで」と紅さんw
あまりのやりきりっぷりに、前々から気になる天希君でしたが一気に好きになりましたよ
そしてみんなで「ハリッパ」これが本当に楽しく、そして舞台上人たちが本当にかっこよくて
(本編中よりも原作に近い振りというかノリでした)全員テンションMAX振り切ってて。
よく言われる「フィナーレだけでも通える」状態。このフィナーレだけでも観た甲斐ありました。
今回どうしても書きたかった話。挨拶時に休演中のれんたについて触れた紅さん。
ご心配おかけしましたが、今ではいたって元気です。大劇場では元気な姿をお見せすることが
できるだろうと。そして残り2公演となったが、如月の分までがんばりますとのこと。
その温かい気遣いだけでもジーンときたのですが、なんと閉幕時に緞帳の下手が引っかかり
幕が閉じないハプニング。星組生一気にテンションがあがり、全員あいてる部分に集まり
わいわいはしゃぐ始末(笑)(ここらへんが星組だなとww)直前に蓮君について触れたばかり
だったので「これは如月のしわざだと思います!れんたわかってんで!一緒に舞台
立ちたかったやんな?」とお空に向かって呼びかけw(てか、蓮君まだ死んでないww)
あまりに収拾がつかずに結局黄色い幕を手動でスタッフさんが閉めて幕でしたが、
ハプニングの中でも貴重なものがみれてそして相変わらずの蓮君の存在感に
今は元気そうにお稽古されてるそうなので、久々に蓮君に会えるのも楽しみにしてます
(映画がそうといえ)突っ込みたいこと、簡単な個人の感想は時間があれば