星組バウ『かもめ』配役決定 | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

星組バウ『かもめ』配役が出ました!もう笑えるぐらいに予想通りで汗ニーナが美伶ちゃん

(ヒロインですね!)コロさんがアルカージナ、そしてトリゴーリンはてんてんクラッカー他の配役も思いっきり

妥当というか、他考えられないっすよね~な配役で得意げ有名な戯曲であり世界中で舞台化されてますが、

軽く~自分の予習用も兼ねて話の説明を。(ネタバレ含みますのでご注意ください)










礼君は都会に出たことない小説家の卵で劇作家。同じく都会に出たことない女優の卵の美伶ちゃんとは

恋人同士ラブラブ平凡に仲良く暮らしていたところ、そこへ都会で女優をしている母コロさんと、コロさんの愛人で

有名な小説家てんてんが田舎に来たことから二人の運命が狂っていきます。


礼君は二人に自分の書いた芝居を見せますが(演じるのは美伶ちゃん)今で言う前衛舞台ですが

コロさんは馬鹿にするばかりむっキレた礼君はその場を去って行っちゃいますショック!一方美伶ちゃんは

熱演っぷりに拍手喝さいで迎えられ、コロさんは舞台作家もしているてんてんに引き合わせますにひひ


話は他の人に飛んで。田舎の領地を管理しているのがさやかさんとなっちゃん。その娘はるこちゃんは

礼君のことが好き(この前まで兄妹だったのにw)はるこちゃんに片思いしているのがせおっち。

ややこしい恋の関係あせるそうなんですよね~『かもめ』って何もない退屈な田舎の、さしてすることのない

エリート階級の人々の恋愛事情って感じでガーン終始これにつきます。



さて礼君。芝居は上手くいかないわ、恋人は年上の“成功した小説家”に気があるわで荒れまくりパンチ!

かもめを撃ち殺して美伶ちゃんに私「僕死んじゃうから~」と脅迫ダウンまぁ美伶ちゃん流しちゃうんですが。


一方てんてんは、どこぞの世界でもある劇作家としての苦悩(よくイケコ先生が陥るw)を美伶ちゃんに

打ち明けますが、先ほどの死んだかもめを見て“かもめのように自由に生きていた女性を、ふらっと

立ち寄った男が暇つぶしに破滅させた”話を書き上げます(同じ事を自分がしてしまうのですが)


ある日、相変わらず“退屈な”な田舎にある事件がビックリマークなんと礼君が自殺未遂を叫びというのも、

てんてんに決闘を申し込むも相手にされず(必ずこの倒置法がなされるのですが(自殺騒ぎがあって

その前に~って感じで)はっきり言ってややこしいガーン)てんてんに向けるはずの銃を自分に。


こんな騒ぎがあっても、美伶ちゃんはてんてんに言い寄り。かなり遠回しに「ここに居てくれ」アピールをし、

一度は残る決心をするてんてん。しかし、そうなると愛人のコロさんは大激怒メラメラ「貴方は私のもの」と

半ば無理やりモスクワへ連れ出します。「俺には意思というものがない」と嘆くてんてんダウン

旅立つてんてん&コロさん、やがて美伶ちゃんもてんてんを追いかけてモスクワへ旅立ちます。



2年後、再びてんてんとコロさんが田舎の屋敷を訪れます。その間、はるこちゃんとせおっちが結婚しドキドキ

礼君も少しは売れ始めグッド!美伶ちゃんはてんてんと同棲して子供ができるも流産、結局てんてんに捨てられ

旅回りの売れない女優にダウン(結局てんてんとコロさんが元の鞘に納まって、二人で屋敷を訪れ)


その夜、礼君は窓の外に美伶ちゃんを見つけます目泣く美伶ちゃんを許してあげ、まだ美玲ちゃんを

愛してると伝えます。しかし美伶ちゃんは、有名な「私はかもめ」のセリフを残して去っていき。

その時気づいてしまったんですよね。美伶ちゃんが礼君ではなくて、てんてんに会いに来たことをショック!


一方、ゲームに興じてる面々。さやかさんがいつぞやのカモメのはく製を持ってきて「これ覚えてます?」って

てんてんに聞くのですが、「覚えてないな~」と。しかも念入りに2回も得意げ本当に覚えていないのか、

自分がそのカモメを見て思いついた小説通りに自分が行動し、一人の女性を破滅させてその相手から

決闘を申し込まれたことも忘れた事にしたかったのか、はたまた真のブラックなのか(笑)


その瞬間、隣から「パンドンッ」って音が叫び医者のドイさんが見に行きますが、「自分の荷物の何かが

爆発しちゃったんです~」と得意げ安心する面々グッド!なんせ2年前自殺未遂騒ぎがあったから。またのんびり

退屈そうにゲームに興じる人達。ドイさんはなぜかてんてんだけ隅に呼んで、こう告げます。

「どこかにアルカージナさんを連れていってあげてください。トレープレフが自殺しました」


【幕】



本当にね、難しすぎるんですよシラー話は簡単だけど難しい。さらに、チェーホフがこの物語を“喜劇”と

評しているからさらに難しいえっまぁ恐らく、本人たちにしては悲劇だろうけれど、傍目から見たら

自分のことばかりしか考えない人達の興じる“喜劇”にすぎない、ってことなんでしょうが。


てんてん演じるトリゴーリン。キザだけど優柔不断、女性に振り回されるわ、挙句に不誠実だわあせる

でも、物語を回すのはトリゴーリンであり、裏の主人公と言ってもいいほど!(小柳先生がどう書き上げるかは

わかりませんが)そんなトリゴーリンをどう調理してくれるのかグッド!何気、今までにない引き出しの、

それに割と苦手そうな役(役柄も年齢も)だと思うので、大きく成長できる役でもありそうですね音譜


さらっとしか書きませんでしたが、はるこちゃんも割と重要だし得意げ話が好きかはともかくw楽しみですニコニコ

どこかにチケット落ちてないかなぁ~シラー

(見たいけど見れる気がしない・・・)