『奈翁実伝』⑦ | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

の続き右矢印


【第四十章~第四十二章】(モスクワ遠征・帝国の崩壊)

モスクワ遠征での失敗、相次ぐ敗退。帝国の終焉をブリはかねてから予言していたと書いてますが、

その理由として「どんなに運命が傾いても、彼は決して諦めて講和する人物じゃなかったから」とショック!


「青春の血と勝利の栄光に輝きながらイタリア遠征軍旗を掲げた時」に「かつては全欧州の空を勝利の翼で

羽ばたいていた傷ついた鷲が、今は自分の巣すら防ぐのに精一杯な状況」を見せたら彼はどう思うだろうと。

(回想録の中でも“傷ついた鷲”というキーワードが出てきて、ちょっと涙目しょぼん



【第四十三章】(ウジェーヌ・ミュラ・国境へ)

ウジェーヌは早くに危機的状況を察知し、本格的に戦争に入る前に国境の防衛に入り。ブリも「流石彼の

息子として恥じず、部下からも慕われていた」と。なんていうか、ウジェーヌが優秀すぎてアップ流石礼君w


そんな折にミュラが謀反。ナポに報告したのはウジェーヌ。最初はナポも信じてなかったですが、本当と

わかると大激怒プンプン「恩知らずの~裏切り者~♪」ですね(笑)そんなミュラと対したのは、やはりウジェーヌ。

劇中ではあれだけ仲良さそうだったのに。。。あせるこの裏切り劇がさらにナポを窮地へと。


ナポが国境を守るためにパリに立つ日、ブリはパリ警備隊の一士官に。この時ナポは兵士たちに言います。

「余の皇后と、余の希望である子を残していく。フランスに次いで最も愛するものを、諸君の誠意に委ねる

ブリは皇帝の継嗣を護るいうより、旧友に子を預けられた気持ちになり深く感動したそう。

(それでも結局連れ去れてしまい、「不実もの!」になってしまうのですが)


ナポがパリを発ったのは、ちょうどルイ16世が処刑されて丸25年後だそうです。



【第四十四章~第四十六章】(マルモン)

パリに迫ってくる連合軍。マルモンは7千の兵で5万5千の敵と対峙して、1万5千の兵を倒し或いは

捕虜に。マル自身も敵の真っただ中に切り込んでいき、その(例の)帽子には弾で打ち抜かれた跡も。

それこそ、死に物狂いで守ったんでしょうねしょぼんそれでも、大軍相手に防ぎようもなく。。。


そこへ、ジョセフからの手紙が。マルモンに全権を委ね「交戦かなわなければ退却すべし」というものですが、

なんとジョセフはその手紙を出すと同時に逃げ出したらしくダウン「この逃走に驚いた人は、彼のことを

よく知らないからだ」とブリもチクっと皮肉ってますシラー


「こんな状況で、せいぜいあと二時間しか持たないパリでどんな手段があるのか。戦闘を休止するとともに

パリの開城をしたマルモンは批判されるのは不当であり、むしろ感謝されるべきである」と、ブリ。

戦場から帰ってきたマルは、軍服はボロボロに破れ、全身煤だらけ、顔は無精ひげで誰かわからないほど。

発した言葉は「フランスは是非とも救わなければならない」・・・マルモン~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


混乱のフランス。そんな中、臨時政府に対し兵士たちの叛乱(というより暴動が)ガーンこのままでは拡大し、

更にフランスの立場が悪化すると思われたとき、マルモンが一人馬で兵士たちの前に立ちます。

「お前たちは俺に背くのか。俺はお前たちの友ではなかったか。お前たちと一緒に俺は20回も

負傷したのではなかったか?俺はお前たちと苦難を共にしたではないか。将来もお前たちと共にしようと

してるではないか。」その言葉が終わらないうちに、兵士たちから「元帥万歳!」の声が。

“マルモンの勇気が全てを救った”と、ブリ。ていうか、マルモンかっこよすぎでしょラブラブ


そして、とうとうナポレオンは退位宣言にサインをします・・・



【第四十七章~第五十一章(終章)】

その後、ナポレオンのエボバ行き、百日天下、敗戦、そして死について記載されてます。

の中でも印象に残ったのが、退位後に兵士たちへの別れの言葉。


「わが兵士諸君よ。余は諸君らと共に栄光と名誉の道を歩んで来た。余はフランスの為に出ていくが、

これからも祖国に尽くしてくれ。フランスの幸福は余の幸福であり、フランスはなお余の希望である。

さらば兵士諸君!さらば友人よ!!余の希望はいつも諸君の上にある。(意訳)」


そして「皇帝万歳!」の声。。。つい、「我らがナポレオン~♪」って歌いたくなっちゃいますねしょぼん



後半はかっとばしちゃいましたが、最後まで私の趣味にお付き合いいただきありがとうございます!!

これで思い残すことなく月組観れるわwww(でもナポDVD買ったら、またフランスに戻りそうや。。)