息子は2011年2月生まれ。

 

現在 特別支援学級に通う小学2年生です。

 

夏休み、学童と放課後デイサービス

に行って忙しい息子です

 

 

 

 

5年前の6月あじさい。 

息子2歳3ヶ月。

 

保育園2歳児クラスになり

担任の先生との個人面談がありました。

事前にアンケートを提出していて

だいたいそれにそってのお話でしたが…



まず先生が最初に口にしたのは

 

「お母さん!大変じゃないですか!?」と。

私「はい…大変です…」

ここで、やっぱり保育園でも

大変なんだ…と分かりました[みんな:09]

と同時に「やっぱりこの子(の子育て)

大変なんだ…」と

確信したのです。

 

そして 先生が共感してくれたこの言葉は

息子を育てる中で1番嬉しくて

忘れられない言葉です。

 

息子と私(お母さん)のことを

理解してもらえていると感じました。



面談では まずは家での様子を聞かれて

「玄関入って靴は脱ぎますか?」と。

少し前までは止めないと

ズカズカ靴のまま入ろうとしていました汗

この頃 やっと玄関で1度座るようになり…

でも自分では靴 脱ぎません[みんな:03]

脱ごうともしません[みんな:05]

靴と靴下を脱がして 靴下を渡して

「洗濯カゴにポイって入れてきて」

と言うと カゴに入れてくれていました。


それを話すと

保育園でもお散歩からの帰り

少し前まではやっぱり玄関で

靴のまま入っていたそうです[みんな:06]

息子は りんごリンゴマークだったのですが

それもなかなか分かっていなかったようで

先生が何度も「◯◯(息子)くんはりんごね」

と洗脳すると

だいぶ覚えてきたそうです[みんな:07]


他の子はすぐに自分のマークを

把握していたそうです…

で、やっぱり上履きや靴は脱いだり

履こうとしないそう[みんな:08]



4月から2歳児クラスになって

最初の頃は「◯◯(息子)くん△△ね~」

と 先生が話しかけても 全く知らんぷり汗

2ヶ月経った当時 やっと 何??

って感じで気付きだしたそう。

家でも名前を呼んでも 

振り向かなかったり、

反応しないこともあったので

この子は耳が悪いのかなぁ?

 

もしかして自分の名前が

まだ分からないんじゃないか?

と思っていました



各自、給食やおやつ用にコップを

持って行っていましたが

それも他のお友達は

「わたしのー!ぼくのー♪」

と嬉しそうなのに

息子はあまり感心がなかったそうです。



給食前の準備中に紙芝居や

手遊び歌を歌って待っている時

息子は途中で走り回ったり、

寝っころがったり だそう[みんな:11]





一通り話が終わった後 先生から…

 

「◯◯(息子)くんは早生まれだけど

それを考慮してもみんなと

だいぶ差があります」

とハッキリ言われてしまいました

クラスに子供が20人程いて

担任の先生は4人いるけど 

息子に必ず1人はついていたそうです。

それを聞いて焦り始めました[みんな:12]



喋るのも遅いし、

こっちが話していることを

理解してないのかなーと

思うこともあったけど

 

男の子はしゃべるの遅いって言うし

早生まれだからかな~と思っていて

それまではそんなに焦っていませんでした

この時点でやっと

息子の子育ては大変なんだ!

 

大変て言っていいんだ!

と気付いたぐらいで



先生に

「発達障害とかになるんですか??」

と聞いてみると…

 

今の段階では何とも言えない

と言われました。

 

この頃は『発達障がい』なんて

なんとなーく聞いたこと

ある程度の言葉で、

先生にとりあえず聞いてみた

という感じです。

その後も先生は

「このままのペースだと

3歳児クラスになっても 

みんなに追いつけないと思います」と。

「この1年ぐらい様子をみて

気になるようなら市の

発達相談に行ってみても

いいかもしれませんね 」と言いました。




ザ・マイペースな息子!

性格なんだろうな〜と思っていたけど

もしかして障害があったりして!?

 

と、この面談をきっかけに

考えるようになりました。

その反面、ゆっくりだけど

しゃべる言葉も増えてきたし~

そんなに大きな問題は

ないと思うんだけど…

 

と思ったり。


でもたくさんの園児をみている

先生に言われると やっぱり心配になり…

とりあえずは2才半ぐらいまで様子をみて

状態が変わらなかったら市の発達相談に

行ってみようと決めたのです。

 

 

 

こんなにハッキリ 

保育園の先生に言われたら普通は

「うちの子のことそんなに言わないで!」

って怒るママたちもいるかもしれません。

 

「うちの子の何がわかるの!?」

 

「発達に問題なんてない!」って。

 

 

でもやっぱり先生はプロ!

 

たくさんの子供たちを見ています。

 

もし先生からそんなことを言われても

親も子供も別に困っていなければ

心配することは無いんだと思います。
 

 

でもね もしお母さん自身も

子育てを大変て思っていたり、

心配なことがあったり、

何か他の子と違う

(比べすぎも良くありませんが…)

と感じたり、

 

子供が困っている

(親から見たら困った子と

思うかもしれません)と思ったら

先生や他の方の意見にも

少し耳を傾けて欲しいと思います。

 

そして市区町村の発達相談に行ったり

発達専門の医療機関に行ったり

どこかで相談して欲しいと思います。

 

とにかく行動(相談)した方が良いです!

 

助けを求めてほしい。

 

子供が『障害』があると

分かってしまうのが怖いという人も

いるかもしれません。

 

でもそれはきっかけであって 

子供に合った対応の仕方を知る方が

大きいと思います。

 

 

私はこの保育園の先生を

『命の恩人』と言えるぐらい

感謝していますキラキラ

 

こんなハッキリ言う先生は

いないのかもしれないけど

 

 

このきっかけが無かったら

息子のこと(自閉症スペクトラム)が

分からなかったし

 

特性を理解してあげられなくて

対応の仕方もわからなくて

私も息子もボロボロになって

いたかもしれません。

 

私のイライラの限界がきて

きっと手をあげていたかもしれません。

 

家から逃げ出していたかもしれません。

 

 

 

この後

市の発達相談にいったのをきっかけに

息子に発達の凸凹があること、

自閉症スペクトラム『発達障がい』

とわかりました。

 

そして その特性に合った環境や

対応の仕方を学んで

毎回試行錯誤して…

 

今現在に至ります。

 

 

 

私自身の子育てもまだまだですが

同じような境遇の困っているママが

いたら助けたいなぁとまで

思えるようになりました。

 

そして、この先生と同じように

「お母さん、大変でしょ〜」と

共感の言葉をかけてあげたいな

 

 

↑犬好きの2歳の息子。

 

でも息子、最近は猫派です猫