おっさんの勤める保育園では
ハンディキャップのある子どもたちも
受け入れています。
なので毎年色んな子との出会いがあります。
受け入れるときに保護者さんから
よく聞くのが
「色んな保育園を断られてきました」
「受け入れてもらえたことがとても嬉しい」
おっさんこれを聞く度に
まだまだ
ハンディキャップのある子達には
生きづらい世の中なんだなぁ
と思います。
大人は見た目や色んな物差しで
人を比べ差別してしまいますが
小さな子どもたちは
大人が思っているよりも
すぅぅ~と違いを認め、
受け入れる能力に長けています。
ある時、言語の発達が遅れている子が
5歳クラスに入園してきました。
「新しく入ってきたお友達だよ」
と近くにいた女の子に紹介すると
それを聞いていた、かのちゃんは
そうきたか・・・・
「いや、まさる君まだおしゃべりできひんねん」
『そうなん!じゃあ、かのが色々教えたらなあかんなぁ』
『言葉も教えたるわ』
それからというもの
かのちゃんはまさる君に色々教えてくれました。
もちろんクラスのみんなもすぐに受け入れ
一年間楽しく過ごしました。
子どもたちは
誰かが出来なかったら 助けてあげる
誰かが泣いてたら 声をかける
が当たり前。
大人は いつから そんな 当たり前のことが
できなくなったんだろう・・・・・