お勧めされて読んだトラストファクター、すごく面白い本でした!

「人は信頼されると脳内で神経伝達物質のオキシトシンを合成する。オキシトシンが分泌されることで、人は受けた信頼に応えようとする」

 

これまでオキシトシンというのは良く知りませんでしたが、「信頼を受けると信頼に応えようとする」というのが科学的に説明されているというのがとても興味深かったです。


・仕事に熱心な従業員を抱える企業は、従業員が就業時間ばかりを気にしている企業と比べて22%収益性が高い
 

・職場のリーダーに対する信頼が10%上昇すると、従業員の生活満足度も向上し、結果として給与が36%上昇するのと同じ効果がある
 

信頼の67%は賞賛で説明できる。個人よりチームを賞賛する方が効果的である
 

組織の信頼の83%は期待で説明できる。期待を伝えやすくするため、チームの規模は小さいほうがよい。6-12人を超えると生産性が横ばいになる傾向がある
 

・マイクロマネジメントはイノベーションを生み出さない
 

誠実で謙虚なリーダーがいる組織は、従業員が自然体でいられる組織である。組織の信頼の82%は自然体で説明できる

・信用は相手に対する理性的な判断、信頼は相手との感情的な結びつきである

 

より良い人間関係をつくるためのヒントが満載の本でした。

 

信頼すれば、信頼される。

 

この人間関係の大原則を大切にしながら、強い組織風土づくりを進めていきます。

 

 

 

トラストファクター

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著者であるポール・J・ザックのTED動画。ポール・ザック:信頼と道徳性、そしてオキシトシン ( | TEDGlobal 2011) https://ted.com/talks/paul_zak_trust_morality_and_oxytocin?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread

 

 

 

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