先日は広告事業本部のメンバーと一緒に、棚卸会議(たなおろしかいぎ)を実施しました!
棚卸会議というのは、普段の業務を棚卸して、より成果の大きな業務に集中するための議論をする会議です。
新たな生産性向上への一手 パフォーマンスを上げる業務改善の取り組み「全社棚卸会議」
https://www.cyberagent.co.jp/way/features/list/detail/id=12924
1日で複数回に分け、400名弱のみんなに参加してもらいました。
ちなみに、1回の棚卸会議は「60分」。だらだらしないようにプログラムを工夫しましたが、参加してくれたみんなも集中して取り組んでくれました
1)業務の書き出し。まずは自分の業務を書き出します。個人ワークで数分。社内でやっている業務と、広告主のオフィスへの訪問や対応など、社外の業務も列挙してもらいました。
2)業務リストアップ。その次は、ホワイトボードに今書いたポストイットを張り付けて業務のリストアップ。
チームメンバーひとりひとりの名前を書き出して、その下にひとつづつポストイットを張ります。
張り出したものの中から、特に改善を議論したいものを一番上に持ってきます。
3)棚卸ディスカッション。一人ひとつポストイットを提示し、一番改善したいものについて自分の業務を説明します。そのうえで上司や同僚と一緒に、改善策を議論します。
・やめる
・回数を減らす
・時間を短くする
・システムを活用する
などなどの切り口をもとに棚卸をしていきます。
決議はたった1回の棚卸会議だけで100件!各テーブルごとに、5-10件程度の棚卸決議がされました。
アンケートも良い反応がとても多くて、ほっとしました
<メンバーから>
・自分が上げにくかった話題を、ほかの人が上げてくれた!どうにかしたかったのでうれしかった!
・削減できないなと感じていることも、皆で話すことで減らすことができ、目からウロコでした!
・組織全体の課題をキャッチできたので良かった!
・自分が気づかない課題もあり、非常に良い場だと思います!
・決めることにフォーカスが当たっていて良かった!
<上司から>
・個別の面談では出てこない議論ができて、非常に有用でした!
・メンバーが何に時間を使ってるのが可視化できてよかった!
・とても良かったので、定期的に可視化したいと思った!
一人でやっている業務も、棚卸会議のような場を通じて議論すると、改善の糸口が見つかるもの。
ひとり業務を、みんなで議論する。
棚卸会議の最大の効果はこの「ひとり業務を、みんなで議論すること」ができることにあります。お互いの仕事が見えにくい知的労働ほど、一人の業務をみんなで可視化しながら議論することが生産性アップにとても大事です。まずは自分の業務における重要性や難易度を知ってもらえた安心感が得られ、さらに改善策まで決まればなお大きな成果に集中できる。一人で抱えず、チームで解決する。これこそチームプレーですね。
継続して棚卸して社員の一人一人の力ができるよう、さらに人事として支援していきます!
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