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少し前のハーバードビジネスレビュー。


ダイヤモンド・Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー.../ダイヤモンド社



「選ばれる人材の条件」という特集テーマで、人材の発掘をどのようにすると良いかについての記事がいくつか出ていました。

その中で面白かったのは「人材は潜在能力で見極める」というタイトルの論文。世界のトップ5エグゼクティブサーチと呼ばれるエゴンゼンダーの人による記事です。

■潜在能力を見定めるポイント

・モチベーション 他己的であることが重要で、かつ通常は本人は意識していない
・好奇心 自分を変えることに積極的。
・洞察力 情報を集めて新たな可能性を見つける。
・愛着心 感情と理論を駆使してビジョンを伝える。
・意志力 逆境を跳ね返す気力。

こういう能力を聞くときには、必ず具体的なエピソードを聞く。具体的な話を聞くことで客観的に評価することができる。

■自分の潜在能力を開放するのに役立ったこと(世界283カ国の役職者への調査)

1位 無理しないとこなせない仕事
2位 ジョブローテーション
2位 個人的メンター(同率)


特にモチベーションについて、「通常は意識していないもの」というのがたしかにと思いました。周囲からモチベーション高く働いている人ほど、「モチベーション」を意識していないのです。「モチベーションが上がらない」という言葉が出る人の場合には、周囲の環境が良くないか、もしくは自分自身の意思を強く鼓舞することができてないかという状態になっています。


「才能の開花」というのは人材開発本部の運営において非常に重要なキーワードです。


先週末は人材開発本部主催で自分の強みと弱みがわかる「グロースファインダー研修」を実施しました。参加者からはたくさんの気づきがあってよかった!とコメントをもらいました。
https://cyber-hrd.amebaownd.com/posts/86810


一人一人の潜在能力を発揮させるプログラム作り、さらに展開していきます。