- Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2013年.../ダイヤモンド社
「理想の会社」。
ハーバードビジネスレビューの特集でした。
「夢の職場」をつくる6つの原則という記事が
面白かったです。
■夢の職場の条件
・個人個人の違いを尊重して活用する
・情報を抑制したり操作したりしない
・会社が社員の価値を高める
・何か有意義なことを支持している
・業務自体が本質的にやりがいがある
・愚かしいルールがない
というもの。
コンサルティング会社のヘイグループの調査では
取組意欲が高い社員は、意欲が最低の社員と比べて
期待を上回る業績を達成する可能性が平均して
50%以上高いことが明らかになっている、
とのこと。
どの項目の説明も興味深かったのですが
特に「業務自体が本質的にやりがいがある」
という項目の説明で印象的だったことが
「日常業務にどんな意味があるのかを示す」
という習慣でした。
「これらの任務に意味はあるのか」
「なぜこれらの任務はこういうやり方をするのか」
「いま以上に興味深い任務にできないだろうか」
などの問いかけが大事で、
この問いかけは膨大かつ複雑な
課題だと書かれています。
業務の意味付けというのは
とても大事で、活躍する社員は自ら意味づけを
どんどん行って提言したり改善したりしています。
できるリーダーは業務の意味を伝え、
できるメンバーは業務の意味を理解する。
このサイクルがもっと生まれるように、
今後も環境づくりを進めます。