先日雑誌ワークス編集長の長島さんと
お話ししていたときに聞いた言葉。

「早いうちにリーダー経験を
はじめるメリットは、
全ての経験が倍々で大きくなる
ことなんですよね。」


人脈も、知識も、経験もすべて倍々計算になっていく。

20代の時からリーダークラスの人に
会っている人と、
40代になってから初めてリーダークラスの
人に会うとでは、
そのあとの人脈の広がり方もちがってくる
という考え方です。

投資などで話題にあがる「単利」と「複利」
話題に近いとも思いました。


複利は利子を次の投資元金に組み込む考えで、
投資元金が大きくなることでどんどん利子が
大きくなることを意味します。
グラフのほうがイメージがわきやすいですね。


そういう意味で
若いうちからの大きな裁量権は
「キャリアの複利効果」
として大きなものがあるといえそうです。


何かを経験すると、その経験を利子として
より大きな挑戦に投資ができる。
その挑戦から得られた経験をまたテコにして、
どんどん成長が大きくなるという考えです。

22歳で大学を出たときは同じような能力であっても
入る会社や経験によって30歳、40歳で
キャリアの能力に大きく差が出るというものです。


当社では新卒入社だけでも
子会社経営をしている社内起業家が40名いますが、
話をしていても圧倒的に良い経験をしていると思います。

経営戦略を決めること、
人事の判断をすること、
資本をどのように活用するかということなどなど。


早くリーダーを育てたければリーダー経験をさせる。
早く経営者を育てたければ、経営者経験をさせる。


これからもどんどん大きな裁量権を
より多くの社員にもってもらえる環境を
つくっていこうと思います。