週末読んだ本。


デジタルネイティブが世界を変える/翔泳社


デジタルで育った最初の世代についての本。
この著作では1977年から1997年に誕生した世代を
ネット世代としている。


いくつかのポイントが面白かったです。

・従業員そして管理職として、ネット世代は仕事に対して
協業的なやり方で対応する。

・ネット世代は教育モデルに変革をもたらしている。

指導に基づいた教員中心型のアプローチから、
協業に基づいた学生中心型モデルへの変革をもたらしている。

・ネット世代は、職場、学校、そして社会生活において、娯楽をもとめる。

・ネット世代はコラボレーションとリレーションの世代である。

などなど、ネット世代ならではの特徴がわかりやすく描かれています。


一方的なものから、協力や連携が大切にされているということ。


「教育者のための7つのヒント」も面白かった。

・単に教室内でテクノロジーを使えば状況が好転すると思ってはいけない。
・講義の量を減らそう。
・学生たちのコラボレーションを推進しよう。
・試験のための学習ではなく、生涯学習にフォーカスしよう。
・各学生について知ろう。
・8つの行動基準に従った教育プログラムを構築しよう。
(選択の自由、カスタム化、透明性、誠実性、コラボレーション、娯楽、スピード、イノベーション)
・教師、教授、教育者としての自分を再発見しよう。


こちらもとても面白かったです!

デジタルネイティブの時代 なぜメールをせずに「つぶやく」のか (平凡社新書)/平凡社


これから採用シーズンも始まります。
少しでもひとりひとりのことが理解できるよう
こういう材料はどんどん吸収して、
その上で個人個人と対話していきたいと思います。