現在全社に実施しているファシリテーション研修では、
できる人の会議のやり方をまとめて共有しています。
その中のひとつに、
「できる人は会議の始まりから違う」
という点があります。
できる人をいろいろ研究してみると、
たいてい下記の3つをきちんと実行していることが
わかりました。
GOAL(ゴール)
AGENDA(アジェンダ)
TIME(タイム)
それぞれのキーワードには考え方があります。
■GOAL(ゴール)
良いゴールの提示とは、
「今日何ができればOKなのか」を
会議の最初に決めていること。
「何について話す」では合格ラインが
はっきりせず、あいまいな形で議論が進みます。
どこまでやればOKなのかを明示することで
議論の集中度が高まります。
■AGENDA(アジェンダ)
いわゆる「議題」をきちんと提示することが大事ですが、
特に大事なことは「書き出しておくこと」。
ホワイトボードでも紙でもよいのですが
議論は盛り上がるとよく分散するので
立ち戻れるものが必要です。
■TIME(タイム)
時間とはまさにそのとおりですが、
「今日の時間配分」だけでなく、
「特に大事なことは最終期限からの逆算を話す」
という点が意識できると効果的になります。
たとえば顧客への提案や上司への提出期限があれば
そこから考える。今日だけという狭い視野ではなく
おもいっきり広げて考えることが効果性を高める秘訣です。
ということでそれぞれの頭文字をとって
覚えやすくするためにキーワード化してみました。
GAT!(ガット!)
GOAL、AGENDA、TIMEです。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
「GATで整理してみると今日の会議は・・・」
「GATで考えてみると今日の会議は何をするの?」
などなどの使い方をイメージしています。
サイバーエージェントの会議の考え方の
ひとつとして、この「GAT!」を浸透させていこうと思います!
![ペタしてね](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_16.gif)