10月は新しい期も始まり、
各部署で半期の目標設定をたてたり、
この数ヶ月の目標を共有するシーズンです。

しかしこの目標設定ですが、
意外に?難題になることがあります。

管理職からすると、所属している部署のメンバー
一人ひとりがそのゴールに目指してがんばってもらいたい。

しかしそのゴールがなんとなく自分でもあいまいだったり、
メンバーから自己申告してもらってもなんとなく良いか
どうかの判断をつけにくいときもあります。

そこでこの10月は連日、管理職を対象に
「目標設定力を上げる勉強会」を開催しています。

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一番最初に行っているワークが、

「周囲にいる人で、目標設定がうまい人は誰か。
そしてその人はどんなことをしているのか。」

というもの。これが予想以上に盛り上がりました。

いくつか私も参考になった点を。

■良い目標設定をする人の習慣

・組織の方向性を伝えたうえで、
個人の目標とつなげてくれる

・期待していることをきちんと伝えたうえで、
自分の考えを聞いてまとめてくれる

・目標となる言葉自体がワクワクする

などなど。

また私からは目標設定が良いものかどうか判断する際の
参考として、「SMART」原則を共有しました。


http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0802/01/news049.html

リストのチカラ:第3回 目標設定の「SMART」な原則 - ITmedia Biz.ID via kwout


自分が掲げた目標に対し、この5つの質問をぶつけてみる。

これをやることで、自分自身で目標が良いものかどうか
判断がしやすくなります


最後にまとめとして伝えた、私から伝えた目標設定の判断軸は、

その目標で、メンバーが自走できるかどうか。

ということでした。


その決めた目標を見て、「よしがんばろう!」

「やってやろう!」と思えて自走できるようにすること。

そういう目標であれば、メンバー本人もワクワクしながら

仕事に取り組むことができるようになりますし、

自然と上司へのホウレンソウも増えてきます。


社外でも当社でも、活躍しているリーダーはこの点に

とても気を配り、熟慮を重ねています。


メンバーひとりひとりがもっと活躍できるような環境づくり、

さらに進めていきます!



ペタしてね


組織の目標設定についてはこちらが参考になると思います。

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