10月は新しい期も始まり、
各部署で半期の目標設定をたてたり、
この数ヶ月の目標を共有するシーズンです。
しかしこの目標設定ですが、
意外に?難題になることがあります。
管理職からすると、所属している部署のメンバー
一人ひとりがそのゴールに目指してがんばってもらいたい。
しかしそのゴールがなんとなく自分でもあいまいだったり、
メンバーから自己申告してもらってもなんとなく良いか
どうかの判断をつけにくいときもあります。
そこでこの10月は連日、管理職を対象に
「目標設定力を上げる勉強会」を開催しています。
一番最初に行っているワークが、
「周囲にいる人で、目標設定がうまい人は誰か。
そしてその人はどんなことをしているのか。」
というもの。これが予想以上に盛り上がりました。
いくつか私も参考になった点を。
■良い目標設定をする人の習慣
・組織の方向性を伝えたうえで、
個人の目標とつなげてくれる
・期待していることをきちんと伝えたうえで、
自分の考えを聞いてまとめてくれる
・目標となる言葉自体がワクワクする
などなど。
また私からは目標設定が良いものかどうか判断する際の
参考として、「SMART」原則を共有しました。
リストのチカラ:第3回 目標設定の「SMART」な原則 - ITmedia Biz.ID via kwout
自分が掲げた目標に対し、この5つの質問をぶつけてみる。
これをやることで、自分自身で目標が良いものかどうか
判断がしやすくなります
最後にまとめとして伝えた、私から伝えた目標設定の判断軸は、
その目標で、メンバーが自走できるかどうか。
ということでした。
その決めた目標を見て、「よしがんばろう!」
「やってやろう!」と思えて自走できるようにすること。
そういう目標であれば、メンバー本人もワクワクしながら
仕事に取り組むことができるようになりますし、
自然と上司へのホウレンソウも増えてきます。
社外でも当社でも、活躍しているリーダーはこの点に
とても気を配り、熟慮を重ねています。
メンバーひとりひとりがもっと活躍できるような環境づくり、
さらに進めていきます!
組織の目標設定についてはこちらが参考になると思います。
- ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則/ジェームズ・C. コリンズ
- ¥2,039
- Amazon.co.jp