日本の未来について話そう
週末に読んでみました。
外交、政治、グローバル、
イノベーションなどさまざまな切り口で
65人の方の寄稿に触れることができます。

これだけたくさんの著名人の考えに
触れられるだけでも貴重。

特にシスコのチェンバースさんや
インフォシスのゴパラクリシュナンさん、
P&Gのマクドナルドさんなど
グローバル企業の経営者から見る日本は
これからどのような点を伸ばすべきかについて
考えさせられた。

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日本は洗練された文化、細やかな気配り、
卓越した業務遂行力、優れた基準や価値観など
賞賛の的となる美点を持っている。p.301
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などの強さについて書かれている。
この中でも自分たちでも認識できる点を中心に、
まずは強みを大事にしたい。

一方、多くの人から語られていた
日本の課題は、「リーダーシップ」。

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いま大事なのは、個々がイニシアティブを取り、
結果を重視し、困難に対処する能力なのである。
リクスへの挑戦は奨励されるものであり、
失敗したからといって昇進の機会を奪ってはならない。

今日の経営幹部に必要とされているリーダーシップスキルは、
本来大学時代や入社間もない頃、管理職になったばかりの頃など、
若い時代にこそ身につけるべきなのだ。

日本は今後、リーダーシップの開発を優先事項のひとつに
位置づけ、国をあげて取り組んでいく必要がある。
p.410-411(一部略)

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当社では1年目を子会社役員に抜擢させる
などの若手抜擢だけでなく、
事業責任者などの経験あるメンバーの
新会社設立を支援する環境も創っています。

リーダーは、リーダー経験によって育つ。

この経験をよりよくするためにがむしゃらに本や
先輩から知識や知恵を吸収し、実践して自分の知恵にする。
このサイクルが大事だと思います。

現在優秀なリーダーはどのような習慣を
持っているのかをいろいろまとめているのですが、
大きな成果を生み出すことができる
リーダーシップの育成モデルを
絶対に創り上げるつもりです。

週末はこの本も読みました。
21世紀へ/盛田 昭夫
世界に向けて、視点をぐっと
上げてくれる本。

自信をもって、挑戦を続けようと
応援してくれるような本です。

今週も一週間がんばりましょう!

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