この本は学びが多かった!
ゴルフなどのスポーツなどでよく話題になる、「フロー」の状態。
気付かないうちに時間がすぎていくほど
夢中になっている状態やものすごく集中できている
状態などのこと。
会社・仕事という環境でいかにこの
「フロー状態」を多く生み出せるかで
経営力の差が出るというのもイメージができます。
自分たちの会社に照らし合わせて考えるだけでも
いろんな試みができそう。
メンバー自身がフロー状態になるために
いくつかのポイントがあるとのこと。
(1)今日の仕事に明確な目標があること
たとえ今日1日でも、どんな成果をなしとげるのかが
決まっている状態。
(2)適度にフィードバックされること
良いでも悪いでも、きちんと伝わっている
(聞けている)状態。
(3)自分でコントロールできること
物理的な集中できる環境を作ったり、
やり方や時間配分などを自分の考えで
実行できている状態。
などなど。
会社・上司からもこれらができているかを
配慮することはとても大切ですが、
仮に上司がいる立場であれば
自分からきちんと働きかけができているかを
考え実行できると強いですね。
メンバーひとりひとりの1日1日を見れば
フロー状態ができるときもそうでないときもあると思いますが、
いずれにせよきちんと向き合ってできているか
確認する価値のあるものだと思います。