未取引のクライアントに
ヒアリングするときや提案をするときなどは
当たり前だが提案に自信を持てない時がある。

握れている条件などがあいまいなことが多いからだ。

しかしどういう形であれ
提案しなければ取引が生まれないことも事実。

そんなときに簡単に使えて、本音を聞きだすのに有効なのが
下記のコトバ。

あなたの提案や打診の冒頭に「たとえば、、、」を添えて
疑問文で締める
ことだ。

「たとえば、○○というのはどうですかね?」
「たとえば、△△みたいな考え方もありますよね?」
「たとえば、□□という条件なら良いということですよね?」


あくまで「例え」だというのがミソだ。

直球の提案だと直球の返事をしなくては!と
クライアントもカタくなるが、
「たとえ話」なのでクライアントも簡単に返答できるようだ。
否定でも肯定でも、思った以上に簡単に反応が返ってくることが多い。

私は営業を受ける身でもあるが、
デキる営業の方は必ず「たとえば」を活用している。

「たとえば」を使われると、
「いやーそれはないですね」とか
「それよりも○○のほうがいいんですけど」などの
本音の返答がついつい出てしまうのだ。
 
提案された気分になってないのに、
実はたくさん提案されているので
その中から顧客の立場である私が
つい「じゃあ△△でいきましょう!」などと
言っていたりする。
これで、次は発注している自分を見つけてしまう(笑)。


「たとえば」を使って、クライアントと本音の会話をしよう。