人格というものが、その人の振舞いや言葉遣い(言動)からそれぞれの基準で評価される。特に道徳的な行為の主体者としての評価が大きいが、本質的な内面的・内証的な部分を別とすれば、外見的な洗練された身の振舞いや第一印象的な品格を感受できるか否かで判断しているものだ。
身に着けるものの一つ一つ、或いは言葉の一つ一つに内包された印象が瞬時に体験的な評価手法によって判断されていることはよくあることだが、人間の内面と外見の的確な判断というものは相当な人間学の達人でもなければそう簡単にできるものではない。だが、表面的な印象(ビジュアル)で即座に判断してレッテルを貼るというのが日常的であり、それがファッションにおける第一印象の効果の部分に深く関わっていて、機能性よりも見た目に力点が移行する原因となる。
外見と内面では、服装と人間性の部分という視点があるが、礼服など、正装による人格的な同一性を醸成するものとカジュアルなど、普段着による個性的な多様性を醸成するものに分かれる。視覚による体形や目鼻立ち身体全体から滲み出るイメージが一つの印象をつくり、人格の前段を埋めていく。
もう一つ下着による文化の影響と内面的な変化は、その人間性における知的で人格的な部分にも影響を与え、ファッションの異次元の変化を作り出している。そう考えることで「セクシーおしゃれ」の前置きとしておきたい。
principle(原理、原則、主義):プリンシプルが確固でなければ判断がぐらつく。
