やっと自分の部屋に戻って来て、
暖房と電気毛布の暖かさにホッとしていたら、
前にも書いた、腰の痛みとヒジの痛み・・・
腰はクッションを入れてくれるんだけど
5分もするとまた痛くなるの繰り返しでした。
看護師さんに「足を動かしたりしちゃダメ?」と聞いたら
「動かせる範囲ならどんどん動かして!血栓予防にもなるから」
と言ってくれたので、かなりモゾモゾしてました。
そのお陰か、腰の痛みも少し減った気がしました。
少し腰も落ち着いてきたら、手術の傷が気になりました。
触ってみると鉄板の様な物が入ったサポーターの様な物を巻かれ
傷の状態は解らなかったです。
ただこの時点では手術による胸の痛みは0でした。
脇が少し引き連れる感じがしたくらいです。
口の中がカラカラで気持ち悪い事を看護師さんに伝えると、
湿らせた脱脂綿で唇を拭いてくれました。
猛烈にうがいしたかったな~~
半分ウツラウツラしながら主人と妹と話をしてたら
針刺し名人さんが「夜勤の人と交代なの、ちゃんと
頼んでおいたから心配しないでね。それからA看護師さんには
私から無事手術終わったよってメールしておいたからね」と言ってくれました。
そう言えば主治医の説明を聞いたって話が無いなと思って
主人に「先生から何か説明があった?」と聞いたら「何も無いよ」
針刺し名人さんが「1時間位したら先生から説明があるから大丈夫よ~」
本当に1時間位したら主治医が登場!
私はてっきり別室で主人が話しを聞くのかと思ったら
私のベッドを挟んで左に主治医、右に主人と妹と言う形で説明が始まりました。
私は主人が呼ばれてレントゲンなんか見ながら
説明を受けるのかと思っていたので何かビックリです。
個室だったからなのかな?大部屋だったら違うのかな?
主治医の説明では、切り取った断面からは肉眼で腫瘍は見えなかった事。
リンパ節は第1リンパ7個、第2リンパ1個取ったそうです。
術前はもっと取るつもりらしかったのですが、
リンパを触った所どれも柔らかで、転移の可能性が低いので
最低限の数だけを取りましたと説明がありました。
主治医曰く、転移しているリンパ節は固いそうです。
そして胸に巻いているサポーターを外して傷の検査です。
出血も無くキレイだそうです。
あとドレーンをチェック・・・このドレーンが鬱陶しかったな~
私はドレーンが外れるのが遅かったから余計そう感じだのかも・・
このまま出血が無ければ、尿の管と一緒にサポーターも
明朝6時には取っても良いと言われました。
主治医が困ってる事は無い?と聞いてくれたから
「うがいしちゃだめ?」と聞いたら、
「僕は良いと思うんだけど、病院がダメって言うんだよね~
口の中気持ち悪いよね。濡れタオルで歯を拭いたりするのはOKだよ」って
言ってくれたので、タオルで歯をゴシゴシ拭いて少しスッキリしました。
痛みや不便な事が有ったら必ず看護師さんに言う事と言って
主治医の説明は終わりです。
何だか拍子抜けする程アッサリとした説明でした。
でも考えてみれば・・・病状が深刻ならアッサリじゃ済まないから
アッサリ説明で終わって本当に良かったです。
この頃には完全に目が覚めてパッチリです
妹は安心したのか、私のDSのドラクエのレベル上げを始めました(笑)
もう7時頃だったから、主人と妹にお腹すいていないのかと聞いたら、
私の手術中に部屋に帰ってきてお弁当を食べたから大丈夫との事。
内心「私が手術してる間に弁当食ってたのかよ!」と思いました(笑)
面会時間終わりの午後8時少し前に夜勤の看護士さんが来てくれて
血圧や脈や体温などを計り、傷口をチェックします。
この看護師さんがまた良い人で・・・次のブログに書きますね。
その時に主人がボソッと「心配だな・・・病院に泊まっていきたいな」と言いました。
正直ビックりました。妹や看護師さんがいる前でそんな事を言う人じゃないんです。
余程心配だったのでしょうね。でも少し嬉しかったです。
看護師さんに「順調に回復してるから大丈夫ですよ。安心してお帰り下さい」
と言われてました。
8時の面会終了の音楽が流れて、主人と妹は帰って行きました。
これから長い々地獄の夜の始まりです(笑)